教務便り
ご無沙汰しております。安田です。ようやくヒートテックともお別れできる暖かさが近付いて参りました。
さて、先日、塾長たちが集まるセミナーに参加してまいりました。
その際に、今の時代の子どもたちは、褒められることが少なくなっていると話を聞きました。
その背景を深堀りすることは省略しますが、確かに、自己肯定感の低さは、小中高生だけに限らず大人も含めて感じる世の中ではないかと思っております。
そのため、アドバンスでは、塾長以下全講師「褒める」ことを意識して授業に臨んでおります。
保護者の方やアンケートなどで「褒めてもらえるのが嬉しい」と言って頂けるのは、私たちもとても嬉しいことです。(笑)
実は、褒めるというのは、なかなか難しいことではあります。
それは、どうしても、細かいできていないことの方が目につきやすいからです。しかし、できていないことばかりを口にされても、本人も「わかってる!」と反発だけが先に立ってしまいますので、そうならないように気を付けております。
そして、この褒める一環として今回新たに始めたことをご紹介。
■生徒の表彰
今月から表彰を行っています。以前は良く行っておりましたが、現在の授業形態や、コロナ禍の影響もあり、できていませんでしたが復活実施です。
表彰対象は「目標点数突破」「前回より大幅に上がった生徒」です。
生徒たちのモチベーションアップが目的ですので、高得点をとった生徒ではなく「目標点突破」そして、前回と比べて大きく上がった生徒を対象とすることで、より多くの生徒たちが対象となるようにと考えました。
また、もう1つ「演習王」があります。これは、Oneトレなどの問題演習を一番多く行った生徒を対象としています。今回初の演習王には、中2生が選ばれました。
みんなの前で、自分の功績を表彰されることで、勉強の意欲や自己肯定感を上げてもらえればと思っております。
そのための1つが、今回の表彰です。今後、こういった承認活動を多く取り入れて、生徒たちの肯定感を上げていきたいと思っています。
■理想の○○教えて
これは、私が行っている面談で実施してみて、良かったなと思うことです。
それは「理想の○○を教えて」という質問です。今回は、テスト後の面談でしたので、「理想の点数は何点?どれくらい取れたら嬉しい?」という質問をしました。
そうすると「最低でも○○点」とか「社会は今回のテスト勉強で、自信がついてきたので80点取りたい」などど、答えてくれるのです。こちらから〇点を目指そうというよりも、生徒自身からの言葉という点に大きな意味があります。
そして、その点数に向けての取り組み方をアドバイスするとともに、「○○なら、絶対とれるようになるよ!」とか「次年度中には達成できるように目指そう!」という前向きな言葉を伝えると、目を輝かせて、嬉しそうな顔を見せてくれました。
このように、理想を持ってくれることや、嬉しそうな表情を浮かべてくれることが、面談をしている私もとても楽しい面談となりました。
これからも、生徒の皆さんの理想を聞きながら、それに向けて、どうしたらいいのかを一緒に考えていきたいと思います。
中学生・高校生になりますと、なかなか保護者に対して、本音を語ってくれない、会話があまりないということもよく聞かれることですが、私たちがその間に立って、お子さまの本音に触れる機会を増やしていくことができればと考えております。
最後になりましたが、また、ジュクサガスへのクチコミ投稿を頂戴いたしました。
入塾2か月で5教科90点アップという素晴らしい成績アップを見せてくれ、とても嬉しく思っています。 それに加えて、このようにクチコミ投稿まで頂き、非常にありがたく思っております。これからもっと自信を持ってもらえるように、1つ1つ理解をしてもらいながら授業をしていきたいと思います。
塾=勉強だけではなく、お預かりした生徒の色んな力を伸ばすための場であると考えております。
そのため、プログラミングを始めとする色んな講座を開講したり、面談をこまめに行うことで、生徒が本音を出せる場を作ったりして、生徒に寄り添った指導を行いたいと思います。
3月28日から新年度が始まりますが、新年度も何卒、よろしくお願いいたします。