2014年05月21日

新年度を迎えて


新年度を迎えたかと思えば、早や中間考査が始まり、そうこうするうちに期末考査が始まるという慌しさの中で1学期・前期が進んでいる気がします。

塾生たちも新しい曜日、新しい教科などにも慣れてきて、しっかりと勉強をしてくれています。

中学生の定期テストの結果がすべて出揃わない段階での今月号ですので、次月に詳細はお知らせしようと思いますが、現在、テストが返ってきた生徒の数名の感覚では、1学期の中間テストは非常に良い滑り出しの生徒が多い感じを受けています。

中3生 5科 460点

中1生 5科 459点

など非常に頑張ってくれている生徒の報告を受けています。

やはり、部活も勉強もしっかりと頑張っている生徒は、意識も高く、集中して授業を受けていますし、宿題などの達成率も高いです。

アドバンスでは、宿題を必ず課していますが、なぜ宿題が出るのかという本質をしっかりと考えた上で、毎回の宿題を達成してくれている生徒と作業として宿題をこなしている生徒では、時間が経過すると大きな差になってきます。

中3生の入試説明会でも保護者の方々と13期生の中3生の皆さんにはお伝えしましたが、せっかくの機会なので、アドバンス通信誌上でも、全塾生に向けて話をしておきたいと思います。

宿題は、その日に習ったことを復習してもらう機会を自宅で得てもらうきっかけという意味があります。

また、今までの遅れを取り戻したりするために出す場合もありますし、どんどん先取りをして知的好奇心を引き出すために出す場合もあります。

それぞれで意味を持っているのが宿題です。

概して、通塾前にちょこちょこと慌ててやる宿題は、本質的にあまり意味を持ちません。なぜかというとざっとできるところだけをやって、後は答えあわせで、空欄を赤ペンで書いているだけだからです。

ひどい場合は、まったく自分で考えずに答えを写してしまっている生徒もいます。

そうなると「ただ宿題をやっていないのを怒られないということを避ける作業」になっています。全くもって無意味です。

もし、これを読んで。今まで答えを写してしまっていた人や赤ペンで答えを書いただけで終わっていた人がいれば、今日を境にそんな無意味なことは終わらせましょう。

我々講師の先生も宿題を見た段階ですぐにそれはわかります。本人はばれなかったと思っているかもしれませんが、必ずばれています(笑)

普段の習熟度と宿題の達成度が違うわけですから、ばればれなんです。

そんな、取り繕うような学習をするのではなく、本質的に学力を伸ばすホンモノの実力をつけていきましょう!