2025年06月10日

合格率40%以下!?英検が“落ちる試験”になっている衝撃の現実


合格率40%以下!?英検が“落ちる試験”になっている衝撃の現実

 

「英検って、昔からあるけど、そんなに難しくないでしょ?」

「とりあえず3級か準2級くらいは、中学生なら取っておきたいよね」

 

そんな“なんとなくの感覚”で英検を捉えているとしたら——
お子さまの英語学習に、見えない落とし穴が待っているかもしれません。

なぜなら今、英検は明確に“落ちる試験”へと変化しているからです。
しかもその変化は、ここ数年で急速に進んでおり、かつての「誰でも受かる資格」からはかけ離れた現実があるのです。

 

英検準2級の合格率は、約35〜40%。
合格する方が少数派になっている現実

たとえば、2023年度の英検準2級の一次試験合格率は約35〜40%。
つまり、10人中6〜7人は不合格になるという計算です。

 

しかも、この合格率はここ数年でじわじわと下がってきている傾向があります。
「英検はステップアップ形式だから、準2級くらいは中学生でもいける」
そんなふうに考えて受験すると、思ったよりも厳しい結果に直面するケースが増えているのです。

 

「読む・聞く」だけでは受からない。
ライティングとスピーキングが合否を左右する

 

従来の英検は、単語を覚え、リスニングに慣れ、長文読解を解ければ、ある程度なんとかなった試験でした。

しかし現在の英検では、それだけでは合格できません。

 

準2級・2級・準1級にはライティング(英作文)が導入され、
一次試験の配点において約30%ものウエイトを占めています。

つまり、「英文を読んで意味を答える」ことよりも、
「自分の考えを英語で書き表す力」が試されているのです。

 

そして、もう一つのハードルがスピーキング。
3級以上の級では、面接形式でのスピーキング試験がありますが、
準2級では写真描写、意見説明など、かなり【実践的な“会話力”】が求められます。

 

「英語を話すのは恥ずかしい」「人前で英語を話した経験がない」
そんな状態では、思うようにスコアが伸びず、合格ラインに届かないケースが多発しています。

 

難しくなったのは「いじわるな問題」だからじゃない
背景には、日本の英語教育改革の波

ここまで聞くと、「どうしてそんなに急に難しくなったの?」と思われるかもしれません。

 

理由は明確です。

【英検は今、“使える英語”を測る試験に生まれ変わろうとしているから”】です。

 

2020年度からの新学習指導要領では、英語の「4技能(読む・聞く・話す・書く)」のバランスを重視し、
「実際に使える英語力」を育てることが重要視されるようになりました。

 

英検もそれに合わせて、

・ライティングの導入
・スピーキングの拡充
・設問の複雑化・語彙レベルの上昇

など、試験内容を大幅にアップデート。

 

これは決して受験者を落とすための“いじわる”ではなく、
「通用する英語力を持つ子どもを育てる」ための正当な進化なのです。

 

「英検を取っておけば安心」という時代は終わった
準備なしでは簡単に不合格に

 

英検の社会的な価値はむしろ年々高まっています。
高校入試・大学入試での加点・優遇制度は全国的に増加しており、
「英検◯級を持っていること」が進路に影響を与える時代になっています。

 

しかし、だからこそ注意が必要です。

「なんとなく受ける」では、もはや通用しない。
「戦略的な対策なしでは、落ちる確率の方が高い」

それが、今の英検のリアルです。

 

本気で英語力を伸ばしたいなら、今がチャンス
英検が難しくなったのは、裏を返せば【「本物の英語力を鍛える最高の機会になった」】ということでもあります。

 

・自分の意見を英語で書く力
・面接官と堂々と英語で会話する力
・聞いた内容を瞬時に理解し、対応する応用力

 

これらは、将来の大学入試・海外留学・国際社会で生きるために必要不可欠なスキルです。

 

お子さまが英検に挑戦するその先には、
「試験の合否」だけでなく、「一生使える英語力」が待っています。

 

まとめ:英検は、いま“勝ち抜く力”が試される試験に

 

「うちの子、英語が得意だから大丈夫」
「まだ3級だから、そんなに対策しなくてもいいでしょ」

そう思っている方にこそ、伝えたい。
英検は、かつてのような“手軽な資格試験”ではもうありません。

 

今必要なのは、

・変化を正しく知ること
・早めに準備を始めること
・そして、お子さまに合ったサポートを選ぶこと

 

落ちる人が増えている今だからこそ、確かな学びが、合格への一番の近道になるのです。

 

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