2016年06月30日

サマープログラム2016を迎えるにあたって


さて、いよいよサマープログラムを迎える時期となりました。

 

前年度の受験が終わる3月頃から今年度のサマープログラムの設計に入ります。4~5ヶ月の準備期間を経て、実際のサマープログラムに突入していくわけですが、始まってしまえば、本当にあっという間に終わってしまうのが夏休み。受講生全員が「自分史上、最高の夏。」にできるよう講師陣も張り切って取り組んでいきたいと考えております。

 

先日、素朴な疑問がありますとご質問を受けました。「なぜアドバンスさんは夏期講習ではなく、サマープログラムと呼んでいるのですか?」

 

これは、夏期講習というイメージが「夏の暑い時期に苦難を乗り換え、必死で勉強する」というネガティブなイメージがついてしまっているように思え、勉強というのは確かにしんどい部分もありますが、本当にわかってくると楽しいことも多く、知識がどんどん増えていく楽しさを感じてもらいたいという思いと、勉強だけの夏休みではなく、いろいろなプログラムを用意して、達成感を感じてもらい、充実した夏を過ごしてもらいたいという思いで、創立以来、サマープログラムという呼称を使用しております。

 

おかげさまで、サマープログラムや略称のサマプロも塾生や保護者の方にも浸透されつつあり、本当に嬉しく思っております。

 

今年のサマプロ2016については、前年までの反省やもっとこうした方がいいという課題も踏まえ、少し大きな改訂を行っております。

 

まず、第一に受験生(高3・中3・小6・小5)の最大時間(コマ)数を増加させました。

脱ゆとりで大学入試、高校入試とも難化しており、中学入試は毎年超激戦の入試です。

そういった過酷な入試を乗り切るために、この夏は、今までの人生で一番勉強に打ち込んでもらう期間としたく、その努力は、入試という壁だけでなく、これから先の長い人生において、自信となり、大きなバックボーンになってもらえるようにしたいと考えております。

 

初めて、うちのサマプロの時間帯を見られた方は「うちの子、こんなにできるのかしら」という驚きと不安が出られると思いますが、子どもは本当に順応性が高いので、初日辺りはきつそうにしていますが、2日目、3日目とすぐに慣れて、後半のタームではもう終わり?というくらいになっているのが毎年恒例になっています。

 

「ここまで徹底してやるから伸びるんです」と自信を持っていえるだけの時間数は用意しました。

 

後は、受講する生徒の皆さんが、1分1秒を惜しみ、自分の合格や将来の夢や目標のために、嫌なことから逃げ出さず、必死で頑張ることができるか、頑張った成果を手にしようという強い意思が必要です。

 

ただ単に長時間嫌々受講するなら、受講しない方がましですし、必死で頑張ろうとしている他の受験生に申し訳ないので、そんな人はいないと思いますが、サマプロには高い意識で突入してもらえるよう残り1ヶ月弱、意識強化を徹底下さい。

 

時間帯も前年と比べ、第2・第4タームを午前中から開始し、特に中3の理科・社会を1日2コマ→3コマに増加させるなど、2学期の内申点対策を最重要視した形を採用しました。

 

その他、プレタームでインテンシブ授業(クラス授業)を、高3・中3・小6の受験生に採用し、知識のインプットを図り、第1タームからのメインタームでアウトプット(問題演習)を徹底するという理想の形を採り入れています。

 

非受験学年の方においても、どうしても部活や習い事など中心になりますが、受験学年になってから慌てるのではなく、早めから対策をして頂けるようにと、普段の平常授業以外の科目を受講できるプランを数多く用意しております。

 

また、土日は部活の大会や習い事などが多い方も多いので、土日無しプランも用意し、受講しやすくしております。

 

また、勉強以外のプログラムとしましては、アドバンスの塾生の方だけに特別に開いて頂けるようになった独自オープンスクールを2校。

 

1校は、今年の4月よりポートアイランドに移転され、真っ新な広々とした校舎で1年目としてはすごい受験者を集められた「神戸学院大学附属高等学校・中学校」さんです。

来年中学校も開設され、隣接する神戸学院大学と中高大連携の学びを行える絶好の場所に移転されています。

 

2校目は、中学入試や高校入試でもトップの位置を占められている須磨学園中学校・高等学校さんです。言わずとしれた進学実績も近畿圏ではダントツの学校さんの一つで、大変人気が高い学校さんです。

アドバンスの先生の中にも須磨学園のご出身の方がなんと4名!ほぼ毎年、アドバンスからも受験をすることも多く、本当に鍛えてもらえる学校さんです。アドバンスで中3から須磨学園さんに行った過去の塾生のその後の進路は、一人は、京都大学工学部へ現役合格、一人は国公立大学医学部現役合格、一人は慶應義塾大学へ現役合格など、中3の時も頑張っていましたが、その後もとても頑張ってくれたことが証明されているような気がします。

 

そんな神戸学院大学附属さんと須磨学園さんに、アドバンスの先生も一緒に同行しますので、小6生や中3生だけでなく、小学生、中学生の全学年の方も来て欲しいと思っていますので、一緒に伺って、学校見学、授業見学、学食体験などさせて頂きましょう!

 

また、遊びのイベントも用意しています。しっかりと勉強した上で、息抜きの遊びは遊びで楽しんでいきたいと思います。

 

昨年大好評だった「フットサル大会」と、わくわくラボとして「ソフトクリーム作り」の実験を行いたいと思います。

 

盛り沢山のプログラムですが、塾生たちが大きく飛躍するきっかけ作りの一つとなるよう、全力でぶつかっていきたいと思います。

保護者の方々のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

【サマプロ5箇条】

 

①遅刻をしない

5分前集合を徹底しよう。1分でも遅刻は遅刻です。遅刻の習慣がついてしまうと直りにくく、遅刻は恥ずかしいことなので、意識を高めよう。

 

②ネガティブワードは自分で禁止しよう

 ×無理 ×だるい ×しんどい ×いや ×面倒くさい

日本は言霊文化で、ネガティブワードを口にするだけで、自分も周囲もネガティブにさせてしまいま す。

 

③休まない

せっかく学習の機会を保護者の方から頂いています。ちょっとのことで休まないようにしよう。

 

④Daily Noteは毎日提出しよう

自分の頑張った証であるDNは、1日を振り返り、次へ活かす糧になります。保護者の方に頑張っている所を見てもらおう!

 

⑤自分史上、最高の夏に。

時にはしんどく、辛くなることもあると思いますが、自分で立てた最高の自分を思いだそう。そして、実現させよう。