教務便り
ご無沙汰しております。安田です。
GW明けすぐには、1番早い中学の中間テストが始まり、今も中間テストの真っ最中です。
特に、中3生には、1学期の内申点は非常に大切なテストになるので、気合を入れてかかるようにと、何度も繰り返し伝えておりました。
現在、結果が返ってきた中学もありますが、前回の学年末と比べて、大きく伸ばしてくれた生徒が何人もおりました。
下記は、その一部抜粋です。
学年・科目 学年末 → 中間結果
中3 英語 66 → 93点!
中3 数学 58 → 85点!
中3 理科 64 → 90点!
中3 数学 58 → 79点!
中3 数学 65 → 82点!
中3 社会 81 → 94点!
中2 英語 38 → 80点!
中3 数学 72 → 89点!
中3 英語 82 → 97点!
中3 5科 247→ 350点!
中3 5科 324→ 399点!
中3 5科 351→ 425点!
中1 英語96点 数学98点
中1 英語87点 社会88点
高1 英語94点 数Ⅰ87点
高1 古文94点 数Ⅰ89点
と、まだ返却途中ではありますが、上々の結果となっております。
中3生には、受験生ということで、私たちも厳しめに指導も行っていき、気持ちの引き締めを図っていますが、こうしてそれを真摯に受け止め、結果としてあらわしてもらえることは、非常に嬉しく思います。
また、中3以外でも、中2生が5教科100以上も、大きく伸ばしてくれたり、中1生、高1生も初の定期テストで良い結果を残してくれたことも嬉しく思います。
今回、残念ながら、思うように取れなかった生徒もいるかと思いますが、もう一度自分自身の勉強を見直して、どこが足りなかったのか考え、次回はそれを修正していきましょう。
現在、本校の小学生の時間帯、上甲子園校での小学生の時間帯、そして本校での水曜日と、珍しく1分間スピーチを多く担当しております。笑
今回はテスト前ということで、生徒たちに伝えていたことが1点あります。それは「この点数を取ろう!」という意識を持つということです。
アドバンスでは、毎回のテスト前に「目標点数宣言書」という用紙に、目標点数を記入してもらい、自身の目標をしっかりともって努力してもらえるようにしております。
そこに書いた点数を書いただけにならないよう「絶対にとるんだ」という意識の元、その成績を取るのであれば、どれくらいの勉強が必要になるのか逆算をしていこうと。
「取れたらいいな」では、目標点には届きません。もし届いたとしても、自分がどうやってその成績に届いたのかという、大切なプロセスが見えないものとなります。
勉強は結果だけを追い求めてしまいがちではありますが、次に活かしていくためには「プロセス」にもこだわっていきたいと考えています。そして、それを見直していくことが、将来、結果を残すことにつながっていくと信じていします。
そのため「目標点数を絶対にとろう」という意識を持ち、それに向けた勉強の仕方を考え、努力していくことで、たとえ取れなかったとしても、自分の勉強のプロセスがしっかりしているので、次につながる学習となるというわけです。
学年関係なく、そういった計画を立てて、積み上げていくという経験は、勉強だけではなく、社会に出た際の「試行と検証」という形でつながっていくものと考えております。
行き当たりばったりでの学習法は、そういった思考を積み上げてしまうことになってしまいますので、そうならないよう、学生のうちに学んでもらえればと思います。
今回の中間テストの結果を踏まえ、6月中旬には3学期制の学校は、すぐに期末テストを迎えます。また、中3生は、大切な6月実力テストがありますので、それに向け、長期的な計画を立て、努力していってもらいたいと思います。
また今回良い結果だった生徒も、油断することなく、次回も同程度以上の成績を残せて、初めて本物の力がついたと認識できることを忘れずに頑張ってもらいたいと思います。
また、高3生は、定期テストの結果に一喜一憂するのではなく、自らが目標とする大学へ向けて、自分に足りないところはなにかと見据えて、それをつぶしていく努力をしてください。
現在、コミュニケーションミーティング(CM)ということで、生徒への個別面談を行っておりますが、中には塾や学校で必要な単語や文法の勉強、またその予習だけに終始しているという生徒もいました。
大学受験勉強は、「+α」の勉強をいかにできていくのかが大切となります。塾や学校の勉強をしっかりと行うのは、当然であり、必然です。それに加えて、それだけでは補えない自身の弱点を1つでも多くつぶし、また得意を伸ばしていくというスタンスでの学習が必要となります。高3生の皆さん、是非、自身の目標に向け、最大限の努力を行ってもらいたいと思います。
そのためのサポートは惜しみませんので、どんどん挑戦してください。今回は勉強の話ばかりになりましたが、やはり結果を残させてあげ、それを自信につなげてもらいたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いします。