2021年度 兵庫県私立高校出願状況
いよいよ明日に迫った、兵庫県私立高校入試です。 今年も、非常に高い倍率となった高校もあります。
東洋大姫路 スーパー特進 定員30 出願827 倍率27.57
仁川学院 アカデミア 定員40 出願1,064 倍率26.60
滝川第二 スーパーフロンティア 定員30 出願791 倍率26.37
神戸野田 特進S 定員35 出願843 倍率24.09
須磨学園 Ⅲ類理数 定員80 出願1,567 倍率19.59
いずれの私立高校も、高倍率ではありますが、各校の最上位コースの倍率となっています。 私立高校入試は、公立高校入試と違い、出願倍率=合格倍率(実質倍率)ではありません。
①私立高校受験は、併願受験者がいる。
私立受験の場合、合格すればぞの高校に行く「専願受験」と、公立高校のすべり止めとしての「併願受験」があります。概して、併願受験者の数が多いため、高校側は公立高校が不合格で、私立に戻ってくる場合の率(戻り率)を考え、合格者を定員よりも多く出します。戻り率は、年度によっても異なりますが、数%~10%くらいになることが多いようです。
②回し合格の存在
上記にあげた、高倍率の高校は、すべてその高校の最上位コースの倍率となっています。私立高校入試の場合は、回し合格と言いまして、上位コースの合格点に届かない場合でも、その下のコースの合格点を超えていれば、そちらに合格となります。これは、学校によって出願時に指定をしないといけない学校や、自動的に回る学校など、学校によって異なりますので注意が必要です。
以上の2点から、高倍率の高校であっても、実質倍率は3~4倍程度に落ち着くことが多いです。
とはいえ、3~4倍は非常に高い壁です。倍率の高い高校を志望される場合には、学校ごとに問題傾向が異なりますので、その対応を行う必要があります。
弊社では、土曜補習にて、それぞれの志望校に応じた特訓を行い、受験対策をしております。中学生・土曜補習につきましては、こちら「2.授業の目標」をご覧ください。
資料のご請求・お問い合わせはこちらから。