教務便り
ご無沙汰しております。副塾長の安田です。
今年度の入試も終盤戦となりました。公立高校一般入試まで残り少しとなりましたが、今の調子を維持しながら、最後の追い込みを図っていきたいと思います。
1月中は、私たちが消毒作業をしている時間から、高3生が自習にきて、頑張って勉強をしてくれていましたが、2月に入り、入試が始まり、続々と合格が決まっていく中、その生徒がもう来ないことに一抹の寂しさを覚えています。
もちろん、合格してくれていますので、それはそれで非常に喜ばしいのですが、ずっと一緒に勉強をしてきた仲間が減るような、そんな気持ちになっています。
さて、2月21日には、推薦入試の合格発表がございました。
14時からの合格発表にもかかわらず、当日は、朝6時に目が覚めて、まんじりともせず時間が過ぎていくのを待っておりました。
1時間前には、そわそわし始め、大丈夫だ、大丈夫だと自分に言い聞かせながらも、ドキドキが止まりませんでした。笑
まるで自身の合格発表を見に行くくらいの気分でした。(実際は掲示の合格発表は、自身では未経験です。笑)
わたしたちも見て回っていますが、合否結果が分かったらすぐに、Studyplus for schoolで連絡してもらうように話していました。すぐに連絡は来ないとわかっていながらも、何度もメッセージのページを更新していました。
しかし、メッセージマークの横に①と入るたび、連絡がきて嬉しいものの、開くのが怖い…という気持ちも。笑
でも、合格してるだろう!と思い、全員のメッセージを開けていたものでした。
見事、中3生全員が合格!
この日は、体中の力が一気に抜けるような気持がしました。
大学入試の場合は、複数校併願をして受験するので、どこか合格できる。という感覚があるのですが、やはり、推薦入試はそうもいかないため、受かった時の喜びは非常に大きなものがあります。
本当に、合格おめでとうございました。高3生もそうですが、このコロナ禍で、一斉休校まであり、勉強面での苦労も多かった中、良く最後まで頑張り抜いてくれたと思います。
さて、先日の2月20日は、保護者会と高校生ガイダンスを開催させて頂きました。保護者会は初のZoom併用開催ということもあって、ドキドキしながら始めました。笑
Zoomでの会議に参加したことはあったものの、主催するのは初めての経験でしたが、大きな支障もなくスムーズに進行できてホッといたしました。
教科書改訂に伴う、教科書内容の高度化や、学習内容の変化などにつきまして、ご説明させていただきました。不備があったかもしれませんので、ご不明な点がございましたら、何なりとお問い合わせいただければと存じます。
また、夜に行いました、高校生ガイダンスでは、新高校1年生も含めた生徒たちに向けての話をしました。
高校での勉強量の違い、中身の違い、「80点」という点数の中学と高校での重さの違いなどを話すと、高校生がうんうんとうなずいていたことも面白かったです。
やはり難易度がぐっと上がることもありますので、新高1生にはそんなことも意識した上で、新たな一歩を踏み出してもらいたいと思います。
また、各学年別に必要な学びを時期別にわけて解説したり、今年の共通テストのリーディングやリスニング問題にあたってもらったりもしました。
こんなに難しいものなんだと実感してもらえていると嬉しいです。
高校での勉強は、やはり非常に難しいものではありますが、それを一緒に乗り越え、次のステップに踏み出していきたいと思います。
生徒アンケートを読ませて頂くと、非常に前向きな言葉や、意識が大きく変わったなと感じる言葉を書いてくれた生徒ばかりで、嬉しく思いました。
あと少しで、また新しい1年が始まろうとしています。ここで感じた気持ちを大切にし、忘れることのないように、新たな学年を迎えてもらいたいと思います。
私たちもそんな生徒たちの頑張りを一生懸命サポートしていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。