教務便り
ご無沙汰しております。安田です。
4月も滞りなく、また先取りもおおむね順調に進めることができており、ホッとしています。
この調子で、学校進度との差を広げていきたいと思います。
さて、突然ですが、最近、続けていることがありまして、それがモーニングルーティンです。
休みの日に、朝早く起きて、1人でカフェに行き、心を整えると言いますか、自分と向き合う時間を意識的に作るようにしています。
そこでは、仕事のことであったり、プライベートのことなど、音楽を聴きながら、手帳に書き出して、のんびり時間を過ごしています。
その際に、意識していることが1つあります。それは「強制力」が働く言葉にしないように、楽しむために行うということです。
よく「To Doリスト」という言葉を使いますが、To Doは、「するべきこと」という意味合いもあるため、強制力が働いてしまいます。
そこで、手帳に書く際も「したいことリスト」ということで、自分がしたいこと、ワクワクできることを中心に、そして、もちろん、中には、しなければならないことも書き出しています。
そうして、それをいつやるのか、どうやるのか、なにが必要かなど考えています。
そうこうしていると、あっという間に1時間、2時間くらいは時間が過ぎ去っています。
自宅でしたことや、カフェに仕事を持ち込んで。していたこともありますが、どちらも集中が続かず、またそれほど大量のことは進まないということもあり、現在の形になっています。
さて、ここで何をお伝えしたいかと言いますと、単にモーニングルーティンの紹介ではなくて、やるべきことへ、前向きな気持ちをもって臨むということです。
受験に限らず、勉強は初めて習うことに常に対峙していくわけで、簡単には行かないことも多いので、しんどく感じてしまうものです。
しかし、それをしんどいものとだけ見なしてしまうと、成長できるチャンスを逃してしまうかもしれない。そんな風に考えています。
1つの単語、漢字、公式を知り使えるようになること、理解できることは、将来の受験にもつながる大きな一歩であることを、事あるごとに伝えていっております。
小さなことの積み重ねと、それをいかに前向きにとらえ、努力できるかということは、勉強だけではなく、大切なことであると思っています。
今月、来月とガイダンスがありますが、そこでは、思考の転換についても話ができればなと思っています。
勉強の楽しさは、わかることや、できることであり、その先には、成績向上や、志望校合格、さらには、将来の仕事につながることも出てくるかと思います。
その一番最初の段階である「勉強して、自分のものにする」という段階を、いかにして楽しく過ごすことができるかというのは、結構重要なファクターではないかと、考えています。
まずは、私自身もしっかりと楽しむことに向かって、よい状態で授業や生徒に向き合っていきたいと思います。
小中高と、なかなか難しい年頃ではありますが、面談をする中で思うことは、みな、素直でまっすぐな一面を持っているということと、1対1になると本音で話してくれることが非常に多いということです。
また、Studyplus for schoolという学習管理アプリを、全生徒に開放しておりますが、中学生も積極的に入力してくれ、自学で作ったノートの写真や、自学の時間、またアドバンスでの授業時間とその感想なども入力してくれています。
さらには、1コマ残って、自習する時間を設ける生徒も出てくるなど、みな、前向きに努力してくれており、非常に嬉しく思っています。
これからも、お預かりしたお子様ひとり1人が、より良い方向に向かってもらえるよう、面談でもしっかり寄り添っていきたいと考えています。宜しくお願いします。