春フリで快進撃を期待
本日30日で春フリ(春期講習フリーパス)前期が終了となります。
後期は2日から開始しますが、2日からは平常授業もスタートするので、気持ちも新たにスタートダッシュを切れればと思っています。
この前期も新中学3年生の受験生たちが、1日最大8コマ、少ない人でも1日4コマの授業で、中1、中2の総復習を実施しました。
総復習の大切さを実感してもらうとともに、今まで苦手単元に目を背けていた生徒も腰を据えてしっかりと取り組める時期がこの春フリです。
中学生でいいますと、英語のbe動詞・一般動詞の混同、代名詞の不十分さ、進行形、現在完了などつまづきやすい単元を徹底的に潰します。
数学では、計算問題の計算式の修正(適当にバラバラに書いているから間違えます)、文章題の解法徹底、比例反比例、一次関数の徹底など中1、中2範囲でも大切な単元はたくさんあります。
特に英語と数学は積み重ね教科の最たるものですから、場合によっては小学校の小数、分数から復習をするケースもあります。
そういった復習を徹底的に行えるのは、正直「この春しか」ありません。
もちろん、弊塾は通いホーダイなので、先取り授業と復習授業を同時に定額料金で進めることができるのですが、学校が始まると、部活、行事、定期考査などなど徹底した復習を阻むイベントがたくさんあります。定期考査対策をしっかりと進めないといけないので、学校進度、テスト範囲などを総合的に考えると、先取り学習をメインにせざるを得ない状況が生まれます。そうしますと、土台がぐらぐらしている中で、上を積んでいくのですから、何らかの拍子でどさっと崩れてしまうことが起きうるわけです。
そういった意味で、この春に徹底して復習を行って欲しいわけです。
たかが1週間、されど1週間。1日8コマで5日間40コマ分最大できたわけです。40コマとなりますと週2回ベースで5か月分となるのです。そんな長時間一気に復習を行えることがその子にとってどれだけ有益なことかということです。
5か月かけて復習していっても、1週間経てば、苦手な単元なので既に忘れている状態からリスタートし、また1週間後とその繰り返しになるわけです。それを一気に5日間かけて、前日の復習を家でノートにまとめさせて、次の日に塾で総チェックする。定着が早まること間違いなしです。
そういったみんながやっていない時に行うことが、差をつける一番の秘訣ですので、この差をアドバンテージにしてもらいたいと考えています。
そんな春フリでしたが、新中2生では嫌いな嫌いな文章問題をかなり克服できた生徒が居たり、新中3生も嫌いな嫌いな英語を入門編から脱出して標準編の問題でそこそこ勝負できるところまできている生徒も居ます。そういった身近な成功体験が、「もっと頑張ろう」という気持ちにさせてくれるわけですから、この春フリの意義があったかなと思っています。
後期は、先取りがメインになるわけですが、土台が固まってくることによって、その上もしっかりと積み上げっていきます。是非、この調子で新学年のスタートダッシュを切れるよう頑張って欲しいと思います。