塾長コラム
年始から目を疑うような震災、航空機事故などが続き、心が痛むことが多かった新年の始まりでした。
能登半島地震・航空機事故により亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災されたすべての皆様に心よりお見舞いを申しあげます。 一日も早い復旧復興と、被災者の皆様に平穏な日々が戻りますことをお祈り申し上げます。
さて、ウインタープログラムも滞りなく終えることができ、保護者の方には色々なご支援とご協力を賜りました。この場をお借りして御礼申し上げます。
生徒たちも寒い冬休みの中、一生懸命勉学に取り組んだことは、これからの大きな糧になってくると思います。よく頑張りましたね。お疲れさまでした。
さて、先週末は共通テストでした。センター試験から共通テストに変わり、文章量が圧倒的に増え、情報処理能力が一番必要されるテストになりました。全科目での文章量増加は、これから読解力・速読力をいかに高めるかが必要だと痛感します。
共テが終わると、2次試験対策、私立一般入試と目まぐるしく大学入試が続き、体調面やメンタル面でのサポートが非常に重要となる時期となります。この1年行きたい大学に合格するために、色々なことを我慢して、勉学に打ち込んできたその成果をしっかりと出してもらいたいという願いで一杯であります。
また大学入試の合間に、高校入試も私立高校入試、推薦入試、特色選抜、複数志願選抜とこちらも連続していく時期となります。ウインタープログラム前は、まだ気合が100%入っているとはいいがたい中3生たちも、ウイプロで過去問や予想問題を演習することによって、これはヤバイと顔つきも変わってきた生徒が多くなってくれたことは嬉しい変化です。
入試というのは、安易に考えるといいますか、なめてかかると、痛い目にあうことが多く、歴代の高3生、中3生でもなめている生徒にはあまり芳しくない結果がついてまわってくるものでした。かといって、この時期、あまりマイナス思考もいけないのですが、ただ単のプラス思考ではなく「努力するプラス思考」になってもらいたいので、メンタル面でのサポートは中々難しいものです。
できる限り、いいイメージで入試に臨めるよう精一杯サポートを行い、苦手分野を1つでも潰せるよう細かな指導を行っていきたいと考えております。
閑話休題。
おかげさまを持ちまして、今月1月には、創業22周年、23年目を迎えさせて頂けることとなりそうです。
今までご在籍頂きました保護者の皆様、現在ご在籍頂いている保護者の皆様には改めて御礼を申し上げます。
中3生を基準に1年目が1期生でしたが、次の中3生が23期生となり、随分、年をとったんだなと末恐ろしくなりますが、こうやって事業を継続させて頂けていることに感謝を申し上げ、これからも微力ではありますが、地域の皆様に喜んで頂ける私教育の一端を担えればと考えております。
毎年、指導スタイルもバージョンアップ、マイナーチェンジを続けてきた22年間でしたが、唯一変わらない講座が「土曜補習」という講座です。
これは1期生が入試まで時間がないにも関わらず、勉強が全然進められていないことより、「土曜日に集めて勉強してもらおう!」という想いから始まった講座です。
当時は小職も30代前半、まだまだ気力も元気も有り余っていたため、随分と生徒たちには無理をさせた記憶があります。一緒にご飯を食べに行ったり、遊びに連れていったり、お兄ちゃん的な感覚で生徒との距離感を持っていたように思います。
そうこうするうちに22年間が過ぎ、お兄ちゃんどころか、お父さん、いやこれからはおじいちゃんになるのかと思うと、少々寂しく辛いことですが、1期生の時にずっと思っていた「志望校に合格して欲しい」という想いは22年間消えたことはありません。
土曜補習という講座をなくそうとした時期もありましたが、なくすことなく色々内容は変遷してきましたが、唯一開業時から続いている講座となります。
それ以外のメイン講座は、22年間で色々と変えてきました。
マンツーマン指導、少人数制指導、スーパーハイブリッド(SHB)、アクティブハイブリッド(AHB)などなど、それぞれの時代にそれぞれの学びスタイルで一生懸命指導してくれた講師の顔が浮かびます。
なぜ変えるのか?もちろんいいものは残していきたいですし、残さなければなりませんが、学習スタイルも制度も、長年継続すると必ずや制度疲労が生じてきます。
時代にも合わせていかなくてはなりませんので、そういった観点から、毎年改良を加え、生徒の学力向上、学習意欲向上のため、改訂を行っております。次年度もより良い改訂になるよう、鋭意調整、最終検討段階です。新年度もよろしくお願い申し上げます。