2024年09月07日

教務便り


ご無沙汰しております。安田です。サマープログラムの24日間も終了しました。最終日は台風10号が接近、上陸するかもしれないということで、ドキドキ・ワクワクしていた生徒の皆さんもいるかもしれませんが、残念ながら(?)通常通りでの授業となり、サマプロの全日程を終了することができました。

 

第6タームには2日間かけて、個人面談を実施し「サマプロの感想、自分の成長した点、中3には実力テストの受け方など」の話を聞かせてもらいました。

 

中3・高3受験生に限らず、他の学年も含めて、ほぼ全員がサマプロは「早かった・あっという間だった」という感想でした。

また、それぞれがこの夏休みに成長できたことを挙げてくれていて、頑張ってくれたことを実感してくれていて、嬉しく思いました。

 

もちろん、サマプロを終えることが目標ではありません。その達成感は大切にしてもらい、ここで学んだことを活かして、これからの勉強に向かっていくことが大切です。受験生は、ゴールの日程が決まっていますので、それに向け、1日1日を大切にしてもらいたいと思いますので、最後までサポートしてまいりたいと思います。

 

サマプロでの思い出をいくつか。

 

■小学生のさんこくキッズ

今年は、小1生・小3生・小4生・小6生が新たに受講してくれました。パソコン操作も大丈夫かな?と思いきや、ものの数回で理解してくれ、今の子どもたちの吸収力の高さには驚きました。授業中も、回数をこなすごとに問題の解き方や、取り組み方に成長が見られ、これもまた驚かされました。

 

■ゲーム大会&お好み焼き食べ放題

イラストゲームではみんなの画伯ぶりで大笑いし、お好み焼き食べ放題では、中3グループがきれいにテーブルの上を片付けている間も、中2グループでは、どんどん追加注文が入り、気持ちのいいくらいの食べっぷりでした。相当食べた後の焼きそば2人前、キムチ焼き飯、お好み焼きにはびっくりでした!私はそんな生徒たちを横目にソフトクリームを4回おかわりしていました。美味しかったぁ(笑)

 

■意識の変革

「前まではその問いの答えがわかったら解決!って感じだったけど、その他の選択肢の答えではないけど、知らないものを調べたりと、もっと知る努力ができるようになった」という生徒もいました。1分間スピーチの際にも伝えることがあるのですが、この生徒が言っているように「知らないことをなくす貪欲さ」を是非持ってもらいたいと思っています。問題が解けて終わりではなく、もっと知ろうという気持ちを持ってもらいたいと思っています。そうすることで、今まではスルーしてたり、気付かなかったポイントを見逃せなくなります。

 

「後でやろう・また復習するときに…」と思っていると、そう思っていたことも忘れてしまうので、まず初回学んだ時に、しっかりと深く理解する、色んな知識も入れておく、そんなことを意識的にできるようになったということに、大きな進歩を感じています。

 

■毎日の単語テスト

中3生は毎日フィードバックテストというテストを行っており、その中で伝統の英語の200点を実施していました。これは、満点取れるまで延々とテストが続くというもの。

2日目に合格する生徒もいる中、何度も再テストを繰り返し、最終11回目に見事満点を取ってくれました。

 

また、それまで「英単語は覚えられない!!」と言っていた生徒も、6回目のテストでは180点を超えてくれ、9回目で合格するなど、今まで「できない!」と思っていたことができるという経験をしてくれました。

 

■高2生もいよいよ受験モードに

ある生徒のアンケートで「タームが1つ終わるたびに、受験が近付く不安を感じる」というものがあり、早くも受験を意識してくれていて嬉しく思いました。

 

焦り過ぎることは禁物ですが、適度の焦りは必要だと考えています。特に、この高2の夏にその焦りを感じられたことは、これからの勉強に対して、より能動的な行動を生み出してくれるのではないかという期待と、焦り過ぎて逆効果にならないようにフォローしていきたいと思っています。

 

また、新学期始まってからの楽しみが1つあります。

 

毎回の授業は全生徒のファイルを確認して、火~金の科目ごとに今日はどの単元を進めるのかを一覧を作成し、授業前にミーティングをしています。その一覧を作成する際に、夏休み前と明けでの単元の進み具合を確認すると、中には50ページくらい進んでいる生徒もいて、その頑張りを改めて実感できることも密かな楽しみです。

 

2学期入ってからも、どんどん進められるように、頑張っていきましょう!