2016年09月27日

「合格するまで帰れま点」の土曜補習昼型スタートです!


アドバンス歴が長いご家庭、生徒の皆さんはよくご存じのことと思いますが、アドバンス恒例の土曜補習昼型時の「合格するまで帰れま点」(少し古い・・・)がスタートしました。

 

土曜補習は、中3・高3そして小6生の受験生が、受験に特化した内容で、中1・中2の総復習を行ったり、サマプロの総復習、更には2学期、3学期の先取り学習を進め、入試問題や応用問題などにもあたっていく講座です。アドバンスが創立されて15年目ですが、この土曜補習は創立1年目から開講している伝統の講座の一つで、アドバンスの特色の一つでもあります。

 

「補習」と名がついているため、補習だけを行うとよく思われがちなのですが、これは創立当初の1期生(今年の中3は15期生になります)の「このままでは受験で合格はできない、とにかく土曜日に来てもらって、勉強しないと」という趣旨でスタートし、途中、1年だけ土曜特訓などと名称を改訂したこともありましたが、保護者の皆さまや生徒の皆さんにもよく知れ渡った「土曜補習」に戻し、現在に至っているわけです。

 

その土曜補習も、前学年(小5・中2・高2)の3学期を、次学年の0(ゼロ)学期と定め、プレ土曜補習をスタートさせ、4月から本格的に土曜補習で1学期間で前学年の総復習を行い、サマプロにつなげ、そして2学期からは一部の中3の部活(吹奏楽・合唱)などを除き、全員、昼型として土曜の13:00から夜の20:20まで5コマ授業+テスト+計画表(意欲シート)作成・提出となるスケジュールになります。

 

9月以降は、テストも講師総出で即時採点を行い、合格・不合格を即時に出します。

 

通常は8割合格ですので、例えば中3生の英数国がそれぞれ8割以上取れていれば、合格。意欲シートという計画表が完成し、チェックを受けて提出できれば、すぐに帰ることができます。ただ、中3生には恐ろしい理社ルールというものがあり、理社の点数で50点未満を取ってしまうと、英数国が合格していても再テストになってしまいます(笑)

 

再テストは英数国だけで、理社は間違え直しなのですが、それだと理社の手が抜かれてしまうので、こういった理社ルールができていったのです(笑)

 

しかも本当に恐ろしいのはここから。

 「再テストは100点合格」

なのです。

 

再テストは満点を取れるまで合格できないので、2回、3回、多い時は5回、10回と再テストになってしまい、歴代最長夜中1時まで再テストになったこともあります・・・。

 

そうは言っても、途中で帰らせてくれるんやろ?

と淡い期待を持っている生徒も最初は居るようですが、2度、3度と再テストが続いていくにつれ、

これは本気や

と表情と行動が真剣になっていきます。

そうなんです、本当に再テスト100点取らないと帰れないんです(笑)

 

こうした徹底した指導を行うことには賛否両論あるかもしれませんが、弊塾の保護者の方々には歴代、ずっとご理解を頂いており、有り難いことだと感謝しております。

 

今年は1回目から高3生が0時まで残るなど、先行きが非常に心配です・・・。

 

この土曜補習のシステムは脈々と受け継がれていて、うちの塾生で土曜補習経験者が、アドバンスのことを語りますと必ず、「土曜補習の再テスト」のことと、「サマプロ・ウイプロ」の長時間の学習のことに触れてくれ、苦笑いをしてくれるのです(笑)

 

生徒をいじめるためにこのようなシステムにしているわけではなく、しっかりと1週間かけて勉強をしてきてほしい、その習慣をつけて欲しいという大きな意味合いで開講しております。

 

テストは、いきなり実力問題を出題するわけではなく、事前に範囲を定め、範囲表を配布し、それをしっかりと一つ一つ勉強をしておけば、「8割は取れる」という形になっています。(一部の科目や学年は除いています)

 

「ここまで徹底してやるから成績が上がる」と評判になり、保護者の皆さまからもご支持を頂けている講座なのかなと多少自負をしております。(料金も通常の半額設定ですので、非常にお得な講座です)

 

生徒たちには「しっかり勉強していないと帰れないよ」と事前告知をしっかりとするのですが、生徒たちも「そうは言うけど、本当にそこまで遅く残らせてテストさせないのでは?」というかすかな希望を持っている人も毎年、少しはいるようですが、1週目、2週目を過ぎることで、「これは、ほんまに勉強しておかないと帰れない」という意識になってくれるようです(笑)

 

意欲シート(計画表)も、毎週、行動記録も兼ねて、前週分を次の週の土補にスケジュールを赤ペンで修正し、保護者の方の捺印を頂いた上で提出することになっています。

 

この意欲シートも忘れると取りに帰らないといけないシステムのため、生徒は絶対に忘れません。実際に忘れると取りに帰ってもらっています。

 

そういった自分自身がマイナスになることは、人間嫌ですから、自然と行動がしっかりと変わっていきます。

 

そういった何事も徹底するということを土曜補習の指針として行ってきて、これからもその基準となる所は変えずに、更により良い形へと変化させていきたいと考えております。

 

保護者の皆さまにおかれましては、再テストになって夜遅くまで残ることがないよう、ご家庭でもお話を頂ければ幸いです。

 

また、「やるべき時には徹底してやる」という方針でやってきているため、土曜補習では夜遅くなることもございます。遅い際には、メールやLINE、電話などで本人より連絡をさせております。

 

女子生徒があまりにも遅くなりすぎるのも帰宅時が非常に心配のため、保護者の方にお迎えに来て頂く場合もあることと思います。もちろん男子生徒でもあまりに遅いと警察に補導対象になっても困ります。

 

そういった意味でしっかりと1週間かけてテスト範囲を勉強してきてほしいと願っております。

 

保護者の皆さまにはご理解の上、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

また、小6生については、再テストは無しで運用し、テスト直しをしっかりと行い、副塾長の口頭チェックなどを受け(笑)、帰宅することとしております。

 

今年の土曜補習はこれからどんな展開になるか乞うご期待です。