いよいよ始まる「勉強アスリート」
『勉強も部活も頑張って欲しい。目指せ勉強アスリート』
を掲げ、アドバンスは走り出しました。
今までも一番勉強する塾を目指し、定期テスト対策講座、土曜補習、サマプロ、ウイプロと勉強時間を確保し、質の高い学習内容を目指して参りました。
2020年度の教育改革で、学力の3要素をバランスよく習得することの大方針が示され、特にこれから求められる能力である
「主体性・多様性・協働性」
を重視した公教育、私教育へと変化していく形となります。
2020年にはセンター試験廃止と英語教育の改革がまず大きな柱になります。
その年から改訂された新学習指導要領がスタートし、生徒たちは否応にも求められる能力に向け全力を傾けていくことになります。
もちろん、大学入試からあるから、センター試験で記述式があるから、英語教育改革があるから、変わっていくのではなく、主体性などは、「受け身的な学習からの脱却」にはなくてはならないことですし、社会に出て働いていく際には、何事も主体性を持って取り組むことは当然のことであります。そういった主体的に考え、動いていくことを小学生、中学生、高校生から少しでも意識してもらうということに大きな意義があると考えています。
「教えられる」ことを待つのではなく、『疑問に思ったことを調べ、確認し、精査し、自分のものとして定着させていく』ことが主体的な学習であることには相違ありません。
多様性については、我々がお伝えするまでもなく、10年前、20年前の我が国日本では、まだまだ外国の方と接する(街で出会うことも含めて)ことは珍しく、「外国の方を今日見かけた」などという会話をご家庭でされた保護者の方も多いのではないかと思います。
ところが、現在、神戸や大阪、特に難波などに出かけると、日本人よりも外国人の方が多いのではないかと思うくらい、街ゆく人々が多様性に富んでいます。
もちろん、仕事でも日本だけで完結できる仕事はほとんど少なくなり、海外の人と一緒に仕事を行うことも普通なことになりました。
そんなグローバル化が押し寄せている現代社会において、日本人だけで日本人だけの発想や行動で過ごしていけば、取り残されることは言うまでもありません。
いかに多様な人々とコミュニケーションを取りながら、仕事をしていく、物事を作り上げていく必要が、必然的に迫っているわけです。
そんなコミュニケーションツールが「英語」になるわけです。
現在、世界中の人々とコミュケーションを取る一番大きな言語は英語であることは間違いありません。
この英語も、語学ですから、「英語を学ぶ」という今までの日本の英語教育がしてきた過ちから発想の転換をする必要があります。
「英語を学ぶ」のではなく、「英語を使って学ぶ」という方向性がこの2020年の改革に入ってきたことは本当に望ましい改訂だと考えています。
大学入試も「英検」という民間機関のテストを活用して、4技能(読む・書く・聞く・話す)をみていくことになりました。(実際は英検だけではなく、TEAP、TOEIC、TOEFLなど他の機関もございますが便宜的に英検としています)
英検を取得していなければ、大学受験資格がない時代に突入しているわけです。
兵庫県の私立高校では、今年から英検3級取得で入試に10点加算、準2級で入試20点加算などという改訂がなされた所も多くありました。大阪の公立高校では、英検の級を入試のみなし得点に換算するようになったとも聞いています。
受験者日本一の近畿大学でも、ある学部の公募推薦入試では、英検2級で英語の入試を80点、90点換算にするという所もありました。
当日の入試がそれ以下でも、80点、90点で換算してもらえるわけですから、こんなメリットのあることはありません。
また、今月号の後半でもご説明しておりますように、新小5、新小6の小学校の英語教科化も2020年より行われます。
ただ、この小学英語に関しては、この2018年4月より、先行実施(移行措置の所もあります)される小学校もあり、この4月からスタートするとお考えいただいた方が良いと思います。
そんな大きな改革の中においても、アドバンスでは、地に足をつけた学習を行っていきたい、主体的に自ら学ぶ力をつけて欲しいという願いを込めて、「アクティブハイブリッド」を開講。
英語4技能対応では「英語LEX」「英語LEXジュニア」の開講もあわせて行っております。
さらには、まずは年長~小6生までを対象に「パズル道場」をスタートさせます。
数学の感覚分野(sense)と言われる見えない学力を伸ばしていく講座となり、能力開発の一環として、大いに注目をされている講座です。
張り切り過ぎて、準備が追いつくのか心配なアドバンスですが、教室の改装も含めて準備は万端です。
これからも皆さんの学習意欲向上、学力向上に向けて全力でサポートをして参ります。
これからのアドバンスに乞うご期待ください。