2021年03月09日

わかるをできるに!



目次

  1. 3:7の黄金比率
  2. インプットの後を最重要視
  3. 生徒自身に気付かせる指導

1. 3:7の黄金比率

インプットの部分を全体の3割に留めるのは「わかったつもり」にさせないため。 講師からの解説は、非常にわかりやすいですが、納得しただけで授業を終えさせないようにしています。 大切なことは、インプットをしてからの授業であると考えています。 つまり、問題演習とその理解度を含めた管理の部分を徹底していくことです。

2. インプットの後を最重要視

インプットした後には、すぐに問題演習に入るのではなく「講師からの口頭チェック」があります。 ここで第一段階の「わかったつもり」を防ぎます。理解できていないところや、不明点はここでフォローします。 さらに、インプット後には「確認テスト」「テキスト演習」「チェックテスト」という演習問題があります。 この丁寧な生徒の理解度チェックと、豊富な問題演習によって、「できる」という域にまでつなげていきます。

3. 生徒自身に気付かせる指導

「できる」ようになるためには、同じような間違いを繰り返していたり、ケアレスミスはしたりするのは厳禁。 そのため、1度目の間違いは、すぐに解説するのではなく、生徒自身にもう一度考えさせるようにしています。 その際に、必要に応じてヒントを出したり、テキストのこの部分を見直してみようなどのアドバイスをしています。 これらは「生徒自身に、なにが問題で間違えたのか」を気付かせるためなのです。 ケアレスミスが多い生徒の場合、自身がどんなミスをしがちなのかをつかんでいないケースが多くあります。 それではいつまで経っても、ケアレスミスはなくなりませんので、自身の間違いパターンを自分で理解してもらえるように指導しています。 それでも、どうしても難しい問題や、再度間違えた場合には、丁寧な解説をして、時には、指導後、生徒自身にその解き方を解説させることもあります。 このようにして、生徒自身で間違いに気付き、直せることが「できる」に変えられる道であると考えています。