2014年12月29日

ウインタープログラム2014 ~冬期講習~


例年通り、受験生は朝10時半から、夜9時半までの11時間
みっちり勉強を頑張ってくれています。
小6受験生、中3受験生、高3受験生、全員同じスケジュールで行い
違うのは勉強する内容だけという、入試直前特訓です。

 

冬休みは追い込みをかけられる最後のチャンスです。
長時間の勉強も、1人では大変でも、みんなと一緒なら
耐えることもできます。

アドバンスでは、創立当初からその精神でやってきております。
むしろ、創立当初の方が、より激しかったくらいです。

 

高3生はもちろん、中3生、小6生も同じスケジュールで行うのには
理由があります。

それは、次の受験に向けた予行練習になるという観点があるからです。
中学受験の場合、高校受験がなく、次は大学受験となることが多いと思います。
また、高校受験の場合、大部分が次の受験は大学受験となります。

この大学受験は、中学受験・高校受験の勉強量とは比較できないくらい
量も内容もつめないといけなくなります。
そこで、最後ものを言うのが「本人の踏ん張り」です。

 

どんなにいい授業や、予備校・塾に通っていても、自分自身を追い込んでいく力を
持っていなければ、話になりません。
特に、初めての受験となる、中学受験や高校受験の時に、最後まで必死になって
頑張り抜いた経験があることが、本当に大きな差となっていることをこの14年間という
短い期間ではありますが、痛切に感じております。

初めての受験の時に、しっかりと頑張ることのできた生徒は、自分でモチベーションを
高めていくこともできれば、内容を詰めていくこともできます。

 

逆に、そういった経験をしないまま、受験を経過してしまった生徒は、
最後、本当に踏ん張らないといけない、この冬休みなどに行き詰ったり、やる気を失ったり
さらにひどくなると、受験までの日々を無難に過ごし、早くどこか受かってくれと言わんばかりの
様子にまで陥ってしまうこともあります。

長時間の勉強は、本人にとって初めて経験することでもあると思いますので
大変だということは十分承知していますが、次に繋がる頑張りでもあると考え
心を鬼にして、生徒達を引っ張っております。

 

そして、「合格」という2文字と、同時に生徒達の「笑顔」が見たいという一心で
現在も授業を行っております。
保護者の方には、お弁当を二つ作って頂いたり、送迎をして頂くことがあったりと、
ご協力を賜りまして、この場を借りまして、御礼申し上げます。

入試までの残りの日々、そして合格を見ることができる、その日まで一生懸命
頑張っていきたいと思いますので、宜しくお願いします。

 

また、現中2生、現高2生のみなさんは、次は自分たちの番と思って、まずは
志望校をしっかりと固めていくところから、スタートしてもらいたいと思います。