2024年06月07日

中学生のお母さん!特に中1生の保護者の方は是非お読みください。


中学校の1学期中間考査ってないの?

はい、今はほぼすべてなくなりました。

 

4月、5月に修学旅行、トライやるウィークでのんびりしていると、あっという間に期末考査が来てしまいます。

 

総合進学塾アドバンスも6中学の生徒が通塾してくれていますが、今回の期末は3週間近く日程の差があります。

 

一番早い中学は6月の第1週が期末。修学旅行などの関係かもしれませんが、6月第1週が「期の末」とは、少しどうなんだという思いはあります。

 

第2週、第3週と6中学が毎週連続でテストを迎えます。

2学期制の高校のテスト、3学期制の高校の中間、期末と5月~6月はずっとテストが続いている感覚です。

 

 

そのような中、中学生、特に中1の保護者の皆様に是非お考えいただきたいのが、早めの英語対策

 

 

「英検を小学校の間から取らせたからダイジョブのはずよ」

「英会話を小さい頃から習わせていたからいけるでしょ」

 

 

といった方が多いので、あえて、警鐘を鳴らしております。

 

特に中学受験をされた方も多いエリアなので、中学受験では、英語を学んでいる余裕は正直ありませんね。(帰国子女の方であれば帰国子女枠でということで英語を学んでいる方もおられるかもしれませんが)。算国理社、特に算数に必死で英語は学校の授業でもほとんど真剣にやっていないケースが多くあります。

 

 

ただ、今の中学英語の教科書をなめてかかっていると、1学期期末考査からとんでもないことになってしまいます!

 

1学期期末考査では、アルファベットなんて出ません。いきなり英問英答を書かせる問題、長文問題など保護者世代の中1の1学期の期末とは全く様変わりしていますので、本当に要注意です。

 

 

1学期期末テストの英語の点数が10点代、20点代って信じられますか?

今は平気でそんなテストなんです。平均点も40点、50点代なんです。

 

 

アルファベットとdog、cat、This is a pen.が書けて、90点代を取っているような幻想を抱かないで頂きたいと思っています。

 

 

できる限り早く英語の対策を打たないと、英語嫌いが続出しているのが今の中学英語教科書です。

 

 

小学校時代までは楽しく英語を会話で楽しんでいたのに、中学に入って、英単語の書きをいきなり求められ、意味も知っている前提で授業がどんどん進みます。しかも、Lesson1からbe動詞と一般動詞が同時に出てきます。それでなくても混乱しやすいことを一気にやられて、Lesson1からノックアウトしてしまっている子の多いこと、多いこと。

 

 

もっと詳しくはこちらをご覧ください → 【特集】4月からの英語の教科書改訂を侮らないで下さい!

 

 

特に保護者の方におかれては、期末考査などの定期テストという指標がなければ、わが子ができているのかいないかをつかむのもなかなか難しいことだと思います。

 

 

保護者:「ちゃんとワークやった?」

子ども」「やった」

保護者」「わからないことないの?」

子ども:「ない」

 

 

と本当かしら?と少し猜疑心を持ちながらも、子どもを信用して、テストを受けて、返ってきた点数を見て、びっくり仰天するというパターンです。

 

 

特に、新学習指導要領になって以降、「知識・技能」をしっかりと押さえるのは当然なのですが、思考力や判断力、表現力といった技能を重視するようになっていますので、

 

 

保護者世代の方のイメージや保護者の方がよくおっしゃられる

 

「学校のワークを3回繰り返しなさい」

 

 

があまり役立たたなくなっていることも事実です。もちろん全く役立たたないわけではありません。知識、技能の習得や整理には一役を買いますが、ワークと同じ問題が出るわけではないので、パターン化練習、単純暗記という意味で3回繰り返してもあまり意味がありません。

 

 

しかも、学校ワークも、提出しないといけないから、とりあえずざっと解いて、わからない問題は空欄にして、解答を赤で書いて終わりみたいな点数が取れない学習をしてしまう子も多いわけですから、学校ワークが金科玉条ではないわけです。

 

 

ではどうしたらいいのか。

 

 

お子さまのそれまでの習熟度、自学習慣などによって異なるので一概にこれがというのは難しいですが、一般的に申し上げますと、

 

①「できる限り先取り学習」を進めておく

②「テスト前2週間前までにインプット(知識の吸収)」は終わらせておく

③「テスト1週間前は、基本問題から標準問題を中心に、問題演習を徹底する」

④「余力があれば、発展問題まで演習し、難問対策を行う」

 

 

この4つのルーティンがあれば、過去につまづいている単元がないお子さまであれば、定期テストでは400点~450点を目指せると思います。

 

ただ、問題は、過去につまづいている単元があるお子さまです。

 

 

小6の算数と中1の数学は密接に関連しているので、小6算数が理解できていないと、いきなり中1数学でつまづきます。

比例、反比例や体積、表面積などほぼ同じ内容を文字を使うか使わないかですから。

 

 

そうなると中1から塾に行ったとしても、小学校内容があやふやなわけでありますから、なかなか本格的理解にまでいきません。

しかも中学に入ると、部活、部活、部活と部活が生活の中心になって、勉強が二の次になるわけですから、取り戻すことが中々できません。

 

 

それが、5教科だったら恐ろしいですね。。。。

 

 

期末なので、副教科もあります。副教科の勉強の仕方もわからないまま、5教科もできていない。

 

 

これで10点、20点代をとってしまって、慌てて塾を探すというパターンに陥らないでいただきたいのです。

 

是非、保護者の皆様には子どもの教科書、ノート、プリントにしっかり目を通して頂いて、わが子の習熟度をしっかりと確かめて頂きたいのです。それで危ないとなれば、お近くの塾に走ってください。ノートやプリント、小テストなど持参すると良いアドバイスも頂けるかもしれません。

 

 

少なくとも、アドバンスにお持ち頂ければ、習熟度に問題がないか、どのあたりでつまづいている可能性があるか、それを取り戻すにはどうすれば良いかのアドバイスをもちろん無償でさせて頂きます。強引に自塾に入塾させるような営業トークももちろんいたしません。

 

 

なにより、勉強がわからなくなって一番困ってしまうのは、お子さまなのですから、そういった子どもを一人でも二人でも減らしていきたいと考えています。

 

 

微力ではございますが、先取りも復習も定額で行う「通いホーダイ」という学習スタイルをとっている割と珍しい塾でございます。お役に立てることがあれば、大変嬉しく存じます。

 

 

お気軽に塾長さかもと

 

 

 

 

 

 

 

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