中3の土曜補習につきまして
おかげさまでこの1月で創立23年を迎えさせて頂けることになり、保護者の皆様、生徒の皆さん、講師の皆さんに感謝申し上げます。
思い返すとあっという間の23年間ではございましたが、その時その時では色々なドラマやハプニングなども数多くあり、必死で取り組んだ半面、どうしたものか大いに悩んだこともございました。
ただ、こうして今を迎えられていること、本当に有難く、感謝を申し上げたいと思います。
その23年間の「礎」とも言える講座が、タイトルにもございます「土曜補習」になります。
生徒が呼ぶのは「どほ」と短縮したり、「どよほ」と呼んだりする子もいて面白いものです。
この土曜補習は、1期生(今から23年前ですね)の中3生がもっと勉強したい(しないと間に合わない笑)ということからスタートした講座です。今やその1期生も38才くらいになっているんですよね。月日の経つのは早いものです。
小職も当時は30才そこそこ、元気がみなぎっていました笑
そんな土曜補習ですが、中身は毎年毎年バージョンアップこそしてきましたが、「実力をつけるんだ!」という当初の思いは変わらず、名前も変えていない唯一の講座となります。
アドバンスは、色々なことにチャレンジすることが好きなので、変わっていないこと自体が珍しいのですが、それだけ想いが強い講座と思って頂ければと思います。とにかく実力をつけるためには何でもしました。
思い起こせば、我々も当時の生徒たちも恐ろしくなると思いますが、毎週テストを実施して、テストの合格ができるまで帰れないという「合格するまで帰れま点」という時代がありました。
一発目の合格は8割設定でしたが、再テストの合格は100点。それが取れるまで本当に帰れなかったんです。13時~1時近く、12時間コースなんてこともざらでした笑
今思えば、恐ろしい学習スタイルでしたね笑
このおかげで、1週間かけて勉強する習慣がついたと喜んでくれる人も多かったのですが、時代は変わり「そんなに遅くまで残すのはどうなの?」という我々の思いとは逆のご意見を言われる方も増えてきて、この帰れま点は今は廃止になっています。
ただ、しっかりと毎週のテストを取る、そのために1週間かけてしっかりと勉強するということは、帰れま点が廃止になっても、しっかりと伝承していき、今では土補テストベスト10という掲示でモチベーション喚起を図っています。
また今では、模試の直しを中心に1問1問の直しをしっかりやること、次の同じような問題が出てきた時には必ず解けるようにすることを目的に、5教科の実力アップを図っています。
またテストは英数国理社を毎週実施し、英語は英単語、英熟語、英作文を中心に、数学は計算問題、国語は漢字を。理科社会は一問一答問題を中心に出題しています。
この模試直し、テスト以外については、英語では公立で24点分の配点がある「リスニング」を実施し、さらに時間を決めて長文を読む「長文対策」、数学でも同様に24点分の配点がある「大問1対策」を、国語では手薄になりがちな「国文法」を毎回のルーティンとして実施し、実力の底上げを図っています。
長文問題や数学解法などにおいては、1日解かないことで勘が鈍るものです。
そういった観点からも土曜補習はできる限り休まず出席してもらい、毎週のテスト勉強をしっかりとやることで「実力養成」を図って欲しいと願っています。
そんな伝統の土曜補習ですが、おそらくアドバンスがある限り、この講座とその思いはなくなることはないと思いますので、是非皆様にもお見知りおき頂きたいと思い、今回ご紹介させて頂きました。
もっと詳しくは「土曜補習物語」という過去のブログなどでも書かせて頂いていますので、お時間がございましたら、ご拝読頂けましたらと存じます。