2023年11月09日

勉強の仕方につきましてPart2


学校ワークの解き方について、今回はお話させて頂きます。

 

昔は、学校ワークを繰り返ししていることが、高得点への近道でした。

しかし、今は学校ワークの範囲ではあるものの、そこには掲載されていない長文の出題や、入試問題から抜粋した問題が出されたりと、特に「思考力・判断力」を問う問題で、難しさが上がってきております。

 

とはいえ、基礎点を取りこぼさないためには、学校ワークをしっかりと理解していることが重要となります。

そのため、学校ワークを優先的にしてもらっているのですが、その際に気に掛かることがありました。

 

ワークを闇雲に解き始めていませんか?ワークは教科書準拠のテキストのため、○~○ページというように、教科書のページに合わせた問題演習ができるようになっています。

基礎知識が入っている生徒の場合は、どんどん演習をしてもらいたのですが、そうでない生徒の場合、ワークから始めると結局わからず、赤で答えを書き写すだけになるケースも良く見受けられます。

 

そのため、まずしてもらいたいことがこちら。

 

①そのページに該当する教科書を時間をかけて読み込む。

 

②読んで、頭に入れた知識を基に問題を解く。

 

③わからなかったところを教科書などで調べる。

 

この①②をせずに、最初から③の教科書で調べながら解いている生徒も多くいます。

 

それは、答え探しをしているだけなので、答えを写しているのと大差ないので、是非、まずは教科書を読んでもらいたいと思います。

 

そして、その時にできれば「音読」してみてください。

 

目で追っているだけだと、文字の上を目が滑っているだけで、頭に入ってないというケースも多くありますが、音読することで、その文字を認識しながら読むことができます。

 

そうして読んだ知識は定着しやすく、頭の中の整理にも繋がりますので、一度実践して頂けると嬉しいです。