2022年09月10日

塾長コラム


少しご無沙汰してしまい申し訳ありません。8月、9月合併号となりました。

 

まずは、サマープログラム2022も無事滞りなく終えることができました。保護者の皆様におかれましては、陰に日向に数々のご支援とご協力を頂きましたことと存じます。この場をお借りして御礼申し上げます。

 

サマプロ中は12時40分から1限が開始されるため、11時半前には出勤し、清掃、消毒作業、テスト準備、授業準備などを行っておりました。その後授業が21時50分ごろまで基本的には続きますので、なかなか事務作業が追い付かず、後手後手になってしまったことが反省の一つです。

 

また、今年度のサマプロでは、老骨に鞭打つまではいかないのですが笑、いつになくインテンシブ授業(クラス授業)を多く開講し、英語講座は基本小職が担当したため、なかなかハードな状況でした。

 

中3英語特訓を12時間、中2英語特訓を8時間、高1・高2の整序特訓を6時間、高1~高3の英語構文特別講座を24時間です。

 

例年は高1~高3の英語構文特別講座を担当して、あとは中3を担当するか、しないか程度でしたので、久しぶりに足腰にくる感じを受けたのは事実です。

 

1コマ50分くらいであれば、ずっと立っていることは全然平気なのですが、3コマ連続という講座が中3、英語構文などがありましたので、150分間を基本立ったままというのが中々きつくなったのかと自分の年齢を少し感じてしまう状況が情けなかったです。

 

ただ、授業中は必死で授業をしていますので、そんなに感じないのですが、授業を終えて、帰宅した時ごろに足の疲れが出るという感じです。だめですね。

 

アドバンスでは、現在、普段は個別指導をベースとしており、一人一人の習熟度、達成目標に合わせた授業としておりますが、こういった夏期講習(サマープログラム)などでは、クラス授業を開講し、刺激を受けてもらえるようにしております。

 

個別指導には個別指導の良さがあり、クラス授業にはクラス授業の良さがあるので、うまく使い分けたりすることも肝要かなと感じています。

 

特に、一斉に色々なことを伝えて、体系だった学びを行うには、クラス授業の方が一日の長がある気がしています。ただ、これが全部だと、習熟度の問題が必ず出てきますので、うまく組み合わせていくことが大切ですね。

 

また、この夏からスタートしましたプログラミング教室「プログラキッズ」も小1~中1の生徒たちが入会してくれ、夏休みの間から一生懸命プログラミングを勉強してくれていました。

 

ウェブサイトのブログにも書かせて頂いたのですが、小学校1年生のプログラミングのテストの時です。

 

もちろん、プログラムは英語で打たないといけませんが、小1生が「次はライト・・・」と言いながら、「r…i…g‥‥ht」 とタイピングをしてくれているではありませんか!

 

ついこの間まで幼稚園児だった子が今、rightのつづりを一人でタイピングしている!と感銘を受けたことが昨日のことのようです。

 

なにごとも、我々大人の感覚や一般的な感覚で、ものごとを見たり、考えたりするのではなく、フラットな気持ちと考え方を持たなければならないのだと深く痛感をさせてもらい、大きな刺激を頂いています。

 

「この学年だから、無理だ」

 

「こう思うからできないはずだ」

 

「これはこうしておけばいい」

 

なんていう考え方を捨てて、一人一人の応じた考えを絶えずもつ必要があるんだなとつくづく思います。

 

そんなこんなで、この夏、体力の無さと頭の固さを痛感しましたので、8月からちょっとづつ挑戦しています。

 

*英語ではスマホアプリを活用して、ネイティブと同じようなイントネーションで話すトレーニングを行い、同時通訳の練習

 

*フランス語講座をテキストを購入し、毎日学習する。

 

語学が好きなので、英語科講師という現職にあるのですが、やはり「毎日学習しなさい」と仕事柄伝えている本人が勉強していないと説得力がありませんので、仕事と両立させ頑張っています。

 

ただ、フランス語講座の方が大学の時以来の学びなので、おそらく中1の英語で学ぶ内容を一生懸命復習しています笑

 

英語のI-my-me-mineが

 

フランス語では je 次はなんだっけ?っていうレベルでしか覚えておらず、情けない限りです。

 

つい先日もフランス語の関係代名詞を学んだのですが、生徒の気持ちが本当によくわかりました。

 

生徒には英語をしっかりと丁寧に何度も繰り返し、説明、解説してあげないといけないという初心に戻れたことは、フランス語を学び直した成果かもしれません。

 

2学期も生徒の気持ちに寄り添いつつ、しっかりと頑張って参りたいと思います。