2022年12月06日

塾長コラム


いよいよ本格的な入試シーズンとなりました。

 

大学入試は既に総合型選抜や学校推薦型選抜も行われ、公募推薦入試も真っ只中の様相です。年明けには共通テスト、私立大学一般入試と高3生は息つく暇もない時期を過ごしていきます。

 

特にこれからは学習面以上にメンタル面が重要なので、そのサポートをしっかり行いつつ、学習面での最後の追い込みを図ってもらえるよう指導していきたいと思っています。

 

高3生が一足早く入試を迎えるのと同時に中3生にも入試が着々と目の前に出現している時期となります。

 

私立高校入試に始まり、推薦・特色選抜、複数志願選抜と兵庫県は公立高校入試が遅いため、2~3月中旬までは入試が続きます。10日には、高3、中3とも入試模擬として、中3生は公立予想問題で、高3生は第一志望校の過去問で、実際の科目順で入模擬を実施します。点数もつけ、中3生には内申点も加算した上で、仮合否判定もウイプロ初日に配布できるようにしたいと考えております。合格に準じる成績が出た場合には、より一層意識を高め、油断することなく、弱点分野を潰していく学びを行う必要があります。

 

また仮にあまり芳しくない結果が出た場合においても、「今の実力では到達していない」という現実をしっかりと受け止め、更に弱点単元を学び直すことをスピード感をもって取り組んで欲しいと思っています。あくまでも仮合否判定なのですから、これからの頑張り次第で結果は当然変わりますし、油断してしまえば、一気に抜かされてしまうのが怖い所ですので、合格発表を実際見るまでは決して油断しないようにと口酸っぱく伝えていきたいと思います。

 

そんな受験対策の佳境を迎えておりますが、次年度の改訂作業も同時に進めておりまして、大きな変更は今の所ない予定ですが、より皆様に便利にお役に立てるような改訂にしたいと考えております。

 

さらに今夏より、新しい取り組みをスタートさせ、お子さまの長所を見つけ可能性を更に拡げる講座として、「tanQキッズ」部門を開講いたしました。まず、第一弾は、マイクラで学ぶプログラミング教室プログラキッズでした。おかげさまで、夏以降秋、そして今も体験会に多くの方にお越し頂き、ご入会いただけたこと本当に感謝しております。

 

プログラミングを早期から学ぶことによって、思考力や問題解決能力が確実に身に付きます。

これは間違いありません。

 

小学校で教科になったから、中学校の技術家庭で学ぶから、高校の情報Ⅰで学ぶから、共通テストの科目になったからというわけではなく、「そういった知識、スキルが必要」だから、教科、テスト科目になったとお考え頂ければと思います。10年後、20年後には誰もが当たり前にプログラミングスキルを身につけて活用していることだと思います。

 

さらには、本格的にJavaScriptを学んでいく講座「ゲームクリエイターズコース」を10月に開講しました。

 

11月には、月4回シンプルプランとして「英数ジュニア」も開講し、先取り特化、演習特化での開講を行いました。

 

さらに12月~1月にかけ大学入試の総合型選抜に活用できる講座を開講予定と新規開講講座ラッシュです。

 

既に大学入試では、勉強で進学する「一般入試」と「学校推薦型選抜+総合型選抜」の比率が50:50と同程度になっています。

この点には驚かれる方も多いのではないでしょうか。

 

ただ、学校推薦型選抜も総合型選抜も【学力担保】という指針が大きく出されたので、旧AO入試のように「オープンキャンパスに参加すれば合格する」といった募集はできなくなりました。

 

文科省も大学生になって、通分、約分ができない、大学の授業でbe動詞から復習しないといけないといった危機感から「学力担保」という方向にかじをきったものと思われます。

 

ただ、本来のアドミッションオフィスである学力以外の才能や取り組みを評価した入試方式は大いに活発化されるべきであり、多様化の時代、学力という1つの指針だけではなく、それ以外の力で様々な評価を行うことは大切だと考えています。

 

そういった中、ビッグデータをどのようにうまく活用していくのか、諸課題に対してどのように探究していくのか、それをどうまとめ、どうプレゼンするのかといった力を養える講座を開講したいと考えています。

 

もちろん、「学力」という大きな指針をより一層強化していくのは当然ですが、それ以外の才能、可能性を見出すことができるよう、微力ではございますが、色々とチャレンジをしていきたいと考えております。

 

まずは、次週よりウイプロが始まります。受験生にとっての正念場。是非全力で伴走していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。