2024年04月02日

塾長コラム


早いもので4月の新学年、新年度となりました。

昨年の入試では、無事大学入試も浪人生を出すこともなく、全員現役で合格をしてくれました。

 

全員が全員第一志望ではなかった部分もございますが、大学入試は第一志望大学に入学する方が少ないことも多いため、是非ご縁があって進学した大学を「わが母校」と思えるくらい、素晴らしい大学生活を送ってもらいたいと思っています。

 

また高校入試では、私立高校専願者が多い年ではございました。数年に一度程度、公立進学よりも私立進学者が多い年が巡ってきます。

兵庫県は大阪と違い、私立高校の無償化ではありませんので、専願で私立を目指すということは金額以上にそのメリットや良さを感じて選択されたものだと思っております。

 

その私立高校専願者の中には、入学金・3年間授業料無償という特待生での合格者が出ました。しかも最上位コースでの特待生ですから、非常に嬉しいことです。

 

この生徒は小学校からお預かりして、一生懸命勉学を頑張り、部活も運動部に所属しながらも小中5年間こつこつと頑張ってくれました。高校の出題傾向に合わせ、弱点分野をピックアップして、ほぼ漏れがないような形まで入試に間に合わせられたことが、この特待生につながったものと思います。

 

もちろん、他の生徒もそれぞれの子どもが精一杯努力をして、自分の希望する高校に合格できたことはこの上ない喜びであり、入試前の不安と緊張が入り混じった表情から、合格発表の後、「先生合格しました!」と素晴らしい笑顔で報告してくれる瞬間は、1年間の中で一番嬉しいひとときです。

 

時には立場上、厳しいことを言わなければならないこともあり、また少し気が緩んでいる時には塾長室に呼び出して話をしたこともありました。

ただ、そういったいろいろあった1年間を過ごした後の笑顔の合格報告は、この仕事をやっていてよかったなと思う瞬間です。

 

おかげさまで昨年の中3生が弊社の22期生でした。もう22年も受験生を卒業させていったのかと感慨深く思うこともありますが、毎年毎年ドラマがあって、それぞれの生徒を忘れることはありません。

 

ご覧になられた方もあるかと存じますが、塾長室には、歴代1期生から昨年度の22期生まで卒業時にコメントをしてくれた色紙を飾っております。おかげさまで、昨年度の22期生の生徒たちも嬉しい言葉を書いてくれて、早速飾らせてもらいました。

 

普段はおとなしく、あまり口にしない生徒たちが、こんな嬉しいことを書いてくれるんだと非常に感慨深く思うことがありました。

残念なことにコロナ禍の3年間は集まることも憚れる時期でしたので、その期間の色紙がすっぽりとないのが残念なことです。

 

先日も新しいご入塾頂いた保護者の方に色紙のお話をさせて頂きました。色紙にパンダを書いてくれているのは、小職の目がタレ目でパンダだから「アドパンダ」ということでパンダが多いんですとご一緒に笑って頂きました。確かに色紙にパンダが多く登場しています。時には非常に絵画の才能がある生徒が書いてくれることもあり、非常に精巧な上手なパンダもあったりしますので、面談などでお越しの際は是非ご覧頂けましたら幸いです。

 

少し話が逸れましたが、前年度入試が終わったばかりなもので、ついつい思い出話になってしまいました。

でも4月からは次の令和7年入試に向けて気持ちを切り替えて、走り出すつもりです。

 

次の中3生は23期生となります。昨年から教科書英語でしっかりと担当して、コミュニケーションを取れている中3生も多く、信頼関係も構築されていると小職は思っております。

この信頼関係の構築が成績向上の一つのカギといっても過言ではない部分のため、精一杯コミュニケーションを取りながら、また新しく入塾頂いた生徒もいますので、早く信頼関係が構築できるよう多くコミュニケーションをとっていきたいと考えています。

 

生徒の皆さん、塾長と言うと、結構、年齢もかなり上で話しかけにくい部分があるかと思いますが、年の割にはフランクに、楽しく話す自信を多少持っていますので笑、怖がらずにどんどん話しかけてくださいね。

 

4月6日(土)の土曜補習第1回は、高校入試説明会となっております。中3生の保護者の皆様はもちろんのこと、中2、中2、小学生の保護者の方も、変革されている高校入試の最新情報を知って頂ける機会とさせて頂いておりますので、お越し頂けましたら幸いです。

 

それでは新年度スタートにあたり、気持ちも新たに取り組んで参りたいと思います。

新年度も保護者の皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。