2013年03月04日

塾長コラム


早いもので3月となりました。1月はいく、2月は逃げる、3月は去るとはよく言ったもので、特に我々のような私塾にとっては、この1~3月は、入試シーズン真っ盛りの中、新年度開講、三者面談、新規入塾者募集など本当に繁忙を極める時期でもあります。本当にあっという間に月日が経ちます。年をいくと月日が経つのが早いと言われますが、年をとってしまったのでしょうか?!まだまだ自分では若いつもりなのですが・・・(笑)
 毎日の授業を終えて、家に帰りますとNEWS23やNEWS ZEROの途中やもう終わる頃なのですが、その後にある番組などを見ると、
『えっ、もうこの番組?ってことはもう1週間経ったんだ』
みたいな感じではあります(笑)
 さて、入試シーズンも終盤となりました。
 受験学年の1年間、またそれに至る前学年の期間なども含め、「やるべきことはやってきた」と教える我々が後悔することのないようにと思い、1日1日の授業をして、生徒たちが合格することだけを考えています。
 今年は大学入試では、関関同立や甲南大学、近畿大学、大阪経済大学など高校生が一般的に行きたいと思える大学に合格することができました。
 大学入試ではもちろん高校入試でもベリタスが大活躍をしてくれました。ベリタスとSHBをセットにしたVHBも高3生・既卒生にとっては「合格の神様」になったようで、英語はもちろん、国語、特に現代文の強化には、本当に貢献をしてくれました。現代文は日本語だからとほとんど勉強せず、フィーリングで読んだりする生徒が多い中、読解力という観点以上に、現代文解法テクニックを会得して、過去問題がスラスラと解けるようにまでなる本当に我々も驚きの成果でした。数学も既卒生がⅠAⅡBとも全問題を解き、全講座を視聴しましたが、最後の数学のレベルアップは、本当に驚きでした。甲南や近大は絶対に合格で、関関同立もほぼ合格できるだろうと思えるような成績の伸びでした。
 このVHBやベリタスも高3や既卒生の切羽詰まっている生徒たちは、わらをもつかむ気持ちで必死でやってくれるのですが、高1や高2生にとっては、大学入試へのモチベーションなどもあり、「映像は眠たくなる」というレベルで捉えられてしまっているのがとても残念です。こういったツール(武器)をいかに使って、自分の学力をあげるかという観点から考えて欲しいのですが・・・。自宅のパソコンからでも、自分のスマホからでもいつでもどこでも本格的予備校講師の授業を視聴して、自分のものにするメリットをもっと色々と考えて欲しいと思っています。
 高校入試では、須磨学園のⅢ類英数やⅠ類、県立芦屋高校など人気の高い高校にも合格できました。
 まだ公立一般入試が控えておりますので、最後の最後までサポートして、全力を尽くしていきます。 
 
 アドバンスでは、新年度の開講を4月からとしています。最近の塾の傾向からすると遅いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これには理由があります。
 まず一番大きな理由は、3月まで大学入試や高校入試の生徒が最後の追い込みを頑張っている中、新年度になるというのは、小職の考えの中にはありません。最後まで一緒になって合格を見届けたいと思っているからです。
 また見事合格を勝ち取った生徒たちとは、今までの苦労を分かち合い、労い、一緒になって喜んで、笑って、楽しく、合格のお祝いをしたいと思っているからです。
 新規入塾生の早期獲得という観点だけからすると、2月や3月開講にする方が良いのかもしれませんが、きっちりと合格というピリオドをきっちりと打って、次の段階へ進んでいくのが正しいと信じているからです。2月開講であっても、4月開講であっても、スタートダッシュがかけられないというわけではなく、
アドバンスでは、春期もサマプロもウイプロも土曜補習も、他塾に勝るとも劣らない学習時間と学習方法を確立していると信じていますので、やはり人間的なつながりもきっちりとしていくことが、我々のような私塾の使命であり、社会的責任かなと思ったりもしています。
 つい最近も、元生徒くんたちが軒並み訪れてくれました。19歳や17歳になっている生徒くんたちです。塾長室に通すと、「なんかドキドキする(笑)また怒られるんちゃうかー」などとニコニコしながら言ってくれていました。私も悪のりして、『じゃぁ、久しぶりに怒ったろか?』とニヤリ。真顔で「いいです、いいです・・・」なんて会話を交わしたところです(笑)
 そんな卒業しても、いつでも立ち寄れる空間、場所があってもいいのかなと思っています。これから辛いことも苦しいことも理不尽なことも一杯経験すると思いますが、何か話を聞いてくれる場所、居場所をこのまま続けていきたい、いや続けなければならないと気持ちをいつも引き締めています。
そのようなスタンスでアドバンスを経営していますが、いつもご理解を頂いている保護者の方々には本当に感謝をしております。
 おかげさまで、チラシを2回ほどまかせて頂きましたが、新規のお問い合わせも数多く頂き、体験入塾も毎日のように来てくれています。
 アドバンスで勉強していくことが、それぞれのお子さんにとって、変革の一助となり、無限の可能性を少しでも開いていくきっかけ作りになることができれば、本当にやりがいを感じます。
 教科書改訂や脱ゆとりなどで、生徒を取り巻く状況は年々厳しくなっていますが、それに負けず、ホンモノの学力をつけるために、これからも日夜努力していきたいと考えております。今後ともよろしくお願い申し上げます。