2019年12月19日

塾長コラム


年の瀬も慌ただしくなって参りました。年末大掃除や年越し、新年のご準備に余念がない頃だと拝察いたします。

 

アドバンスもウイプロの準備を遺漏なく行いつつ、生徒一人一人との学習計画面談などを行い、有意義な冬休みにしてもらえるようにと進めております。

 

先日も、非受験生の小・中生には1対1の面談を行い、ウイプロの目標や前期で実施します「徹底復習ジム」のテキストを手交し、事前に自宅で基本的事項を確認してくるという【反転学習】について説明を行いました。

 

反転学習は、塾での学習をより効率化させるため、また自宅学習の習慣化などにも役に立つ方法です。

 

うまく機能すると効果は高くなりますし、何より自宅でしっかりと学習習慣がつくことは、われわれの目標ですので、何とかうまく成功させたいと張り切っております。

 

数年前にもタブレットを活用して反転学習にチャレンジしたこともありましたが、成果を出せたかというとそこまでには至らず、今冬では、基本に立ち戻り、少しアナログではありますが「テキスト」を使用しての再チャレンジです。

 

今回は、事前に範囲とやるべき内容を学年別に細かく分け、一人一人と面談を行うことにより、一斉に説明するより、丁寧に反転学習の効果などを行うことできました。

 

少し反発があるのでは?と少々、心配しておりましたが、杞憂に終わったことは嬉しい誤算です。

 

「基本的問題で自分でわかることは事前に自宅解いておいたり、解説を先に読んでおいたりして、塾に来たら、そこでわからなかったことを先生に聞いたり、標準や応用問題まで塾でやることができれば、効率的だと思いませんか?」と直球で問いかけを行うと、

 

全員が、「その通り!」

 

とふんふんうなづいて、「それがいい!」と言ってくれました。

 

こういったことを目の前にすると

 

「子どもたちは、もっと勉強ができるようになりたいと心の中は思ってくれているんだな」ということを実感します。

 

そうでなければ、反発したり、拒絶したりという反応が出てくるからです。

 

反抗期や性格的なこと、その他色様々な状況で、中々うまく言葉に出せない子どもたちもいます。でもそういった子どもたちも心の中ではしっかりと頑張りたいという思いを持ってくれているんだと素直に嬉しい思いを感じることができました。子どもたちにはいつも教えられることばかりです。

 

ぜひ、反転学習をしっかりと行って、不明点解決、成績向上、実力養成の足掛かりをこの冬頑張ってみましょう。

 

また、今年の冬は受講生全員にFB(フィードバック)テストを実施し、得点率のベスト10を掲示いたします。

 

小学生がベスト1になることもあれば、高校生がベスト10を占めることもあるのかなと、毎日のベスト10の結果を楽しみにしている今日この頃です。

 

面談では、テスト範囲も配布して、FBテスト対策も含めて、事前学習を早めに始めてほしいと思います。

 

保護者の皆様には、反転学習とFBテストの学習のお声がけ、結果はどうだったの?ベスト10に入れたの?おめでとう、よく頑張ったねなどといった、お子様への承認活動をご自宅でもしていただければ、より一層親子間のコミュニケーションの一環になるものと思います。よろしくお願いいたします。

 

閑話休題。

 

民間英語試験の延期に続き、共通テストの記述式問題の延期について、文科大臣の発表がございました。

 

変化の時には、多少の混乱はあると思いますが、今回の延期については、様々な問題点などが随分と前から懸念されておりました。それが解決されず、この1年前の時期に延期決定とは大変残念な思いです。

 

特に現高2生は、英検2020 1day S-CBTの事前予約をしたり、共通IDとの紐づけを行ったりと、実際の影響が出ており、心理的な面も含めて、動揺が出てしまうことは否めません。

 

ただ、考え方に拠りますが、記述対策に取られる時間がなくなったと前向きに考えていくのが良いかなと思っております。

 

自分の考え方をしっかりと記述できるという力を身につける方向性は正しいと思いますが、それを50万人規模の共通テストで実施することはやはり無理がありました。

 

ただ、複線的読解という複数の資料と会話読解をそれぞれ理解しながら、解いていくという出題傾向や答えがないという解答など、思考力や想像力を働かせる問題などは、大学入試、高校入試、中学入試とも増えてきておりますので、そういったことも踏まえながら、地道に実力養成を図っていきたいと思います。

 

やるべきことを確実に行い、時には叱咤激励をし、第一志望校に合格できるだけの力をつけられるように、一人一人と向き合い、綿密な面談を行い、一緒に喜べる日を楽しみにしたいと思います。

 

次年度も今年の反省などをもとに改訂を加え、保護者の皆様のニーズ、子どもたちの将来のために、微力ながら頑張って参りたいと思います。末筆ではざいますが、本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。