2020年07月03日

塾長コラム


緊急事態宣言が解除され、6月には学校も段階的に再開され、生徒の方も、長かった休校からの復活で、少々疲れが見えた一ヶ月間であったように思われます。

 

コロナ休校中においても、学習面でのサポートは当然のこと、メンタル面でのサポートも重視して参りました。

 

そんな中で、学校もイレギュラーな対応を迫られており、それに合わせ、われわれ私塾もイレギュラー対応をせざるを得ない部分もあり、サマープログラム2020のスケジュール変更、内容変更には頭を悩ませました。

 

夏休み短縮情報が入るや否や、すぐさま、子どもたちにとって、負担すぎず、かつしっかりと学ぶことができるスケジュールの両立でしたので、少し手間取り、ご案内が遅れてしまいましたことお詫び申し上げます。

 

ただ、なんといいましても、今年のテーマは、「学び直しと先取り」の尽きるのではということで、その2点を徹底して行えるものとしました。

 

プランも、シンプルに非受験生は3つ、受験生は4つに絞り、かつ、体力的に余裕があり、学ぼうとする意欲を是非買いたいと思い、サマプロフリーパスである「通いホーダイ」をサマプロにも導入いたしました。

 

規定曜日を多く設定してしまうと、学校の授業を午前中にやって、夏の暑い時にバテてしまって、通塾しても、心ここにあらずでは、意味がありませんので、学校から帰宅して、自宅でほっと一息をついてから、気持ちも落ち着かせて通塾して、頑張ろう!と思えるスケジュールになるよう、規定曜日、規定タームには気を配りました。

 

また、昨年までは、プレミアムフライデーとして、全タームの金曜日はイベントに充て、遊びのイベントや勉強になるイベント、説明会的なものを行ったりしておりましたが、今年は、まだまだ新型コロナの第2波、第3波をしっかりと対策しながら行わなければならない関係上、苦渋の決断でしたが、イベントをなくし、その分、その時間を学習時間に充てられるようにいたしました。

 

遊びやイベントなどで信頼関係を築いたり、一緒に楽しむことによって共通の話題ができるなど、イベントにはいいことがたくさんあるのですが、このご時勢ですので、今年は我慢ということで、そのような形といたしました。

 

また、中3、高3の受験生については、今の所、入試日などに変更はなく、出題範囲が一部の試験で選択問題化するなどの対応は取られるようですが、国公立大学の2次試験などは全く考慮しないとも言われていて、大変な状況になりそうな気がしています。

 

つい先日も、とある私立高校の入試担当部長さんがお越しになられ、学校の入試説明会は中止、動画を配信されるなどといったお話をいただきました。

 

その際にも、そろそろ入試問題を作り始めないといけないのだけど、兵庫県の公立高校入試問題の方向性がまだ見えないので困っているなどとおっしゃられておりました。

 

※兵庫県の公立高校の出題範囲は7月中に発表されるとリリースされています。

 

ご承知の通り、東京都では、既に出題範囲を狭めるという発表もなされていて、英語は「関係代名詞を省く」、数学は「三平方の定理を省く」などです。

 

英語科講師として、関係代名詞が入らない長文問題は作成できるのか?という心配は尽きませんし、数学の三平方の定理を使わない空間図形の問題であれば、より難化するのではないかと心配しています。

 

何はともあれ、学校休校中のオンライン授業での学び直しをしっかりやることによって復習となり、また今年は夏休みにも学校が進むというイレギュラーな年ですので、先取りもしっかりと進めなくてはなりません。

 

そんな年だからこそ、サマプロフリーパス「通いホーダイ」のメリットが出てこられるのではと思っております。

 

サマプロ、ウイプロの料金まですべてセットになった「選抜プレミアムコース」が今年の新商品でしたが、コロナの影響で、7月まで延長いたしましたので、今月新規入塾される方にはとてもお得にご入塾頂けるものと思います。

 

ただ、3密を避けないといけないという問題、しっかりとした指導を綿密に行うことより、各学年10名限定とさせて頂いております。

 

もしお知り合いの方で塾をご検討されておられる方がおられましたら、ご紹介状をご記入頂ければ大変有り難く存じます。

 

先日26日、Studyplusさん主催のEDX EXPOにおいて、ICT教材であるベリタスアカデミーさんの指導実践例として、お恥ずかしながら登壇をさせて頂き、少しお話をさせて頂きました。

 

2009年に導入してから、試行錯誤の連続で、失敗も成功も数多くありましたが、その当時の多くの生徒の皆さんの生の声と悩みながらも一緒になって作ってきた受講形式、指導方式のことをお話できて嬉しかったです。

 

自塾を見つめ直すいい機会になり、また初心に戻って、気持ちも新たに頑張らないといけないという気持ちにさせて頂きました。

 

まずは、この夏、精一杯、全塾生をサポートさせて頂きます!!!