2013年11月26日

塾長コラム


早いもので、師走を迎えることになりました。先月の高3・中3の進路面談、今月の非受験生の二者面談と保護者の方々と色々お話をさせて頂きながら、それぞれの生徒の目標を達成するために、現況把握、目標設定、進度修正など色々なことを行いながら進めている所です。
 特に今月末から来月中旬に向けては、中3生の進路を決定する時期となりますので、保護者の方からお電話を頂くことやご相談にお見えになられることもあり、成績把握や模試分析などを毎日のように行っている所です。
 今年の中3生は12期生ということで、12回目の高校入試をアドバンスとして迎えることになります。
 おかげさまで今年の12期生は、アドバンス至上最大人数となることができました。今までは3期生が最大人数でしたが、それを抜き、最多人数となっております。その関係もあり、進路実現に向けて遺漏があってはいけませんので、我々も万全を期する形で進めております。
 特に12月になりますと私立高校へ弊社の受験生の相談に伺ったり、お電話でご相談する機会も多くなり、より一層慌しい日々を過ごすことになります。
 期末テストも終了したので、内申も固まり、後は当日の入試でどれだけ点数を取ることができるかが勝負なので、1点2点を大切にする意識を何度も何度も徹底していきたいと考えています。
 生徒も「ケアレスミスだから」という言い訳をよくしますが、このケアレスミスというのが一番いけないわけで、「理解できていない間違い」、「わからなかった間違い」というのは原因がはっきりしていて対処の方法もありますが、ケアレスミスというのは、どれだけそこに意識を高められるかしか究極的には解決策がありませんので、本人の意識が変わらなければ、いつまで経ってもケアレスミスはなくなりません。
 解決策を本人に意識させるために、見直しタイマータイムを実施したり、自分の間違えやすいケアレスミスを系統立てたりなどあの手この手で対策を行いますが、本人がいつも通りやっているのであれば、一向に変わらないので、もしケアレスミスで悩んでいる生徒がいるのであれば、まずは意識から大きく変えてみてください。
 少し話しが逸れましたが、我々私塾に身を置く人間として難しいのが、進路を絞る際に、「これからどれだけ伸ばすことができるか」、「どれだけ伸びる努力を本人ができるか」ということです。
 特に高校入試までは、当然15歳の中3生を対象としていますので、ある程度のリーディングが必要です。そのリーディングをどれだけ受け入れ、着実にこなし、努力ができるかということまでを想定した上で、進路を決定しなければなりません。それは公立か私立かという大きな選択だけではなく、公立の第一志望をどこにするのか、第二をどこにするのか、その他校をどう考えるかなどにも影響を勿論及ぼします。
直近で受けた実力考査や模試の志望校判定だけで決められれば良いのですが、それだけだとこれからの頑張りが反映できていない生徒も有り得ますし、まだ成績向上のブレイクポイントが来ていない生徒が反映できません。
 また学力を上げ、目に見える形でブレイクポイントを迎える時期は人それぞれです。今まで何百人という中3生をお預かりしてきましたが、本当に様々です。
 3ヶ月程度で一気にぐっと伸びてその後グングン伸びていく生徒も居れば、半年かかる人も居ます。遅い生徒は1年以上かかる生徒もいました。1年以上かかるということは入試に間に合わず、高校に入ってから花が開く場合もあります。
 もちろん、できる限り入試に間に合うよう負荷をかけていきますが、①本人の意識、②物理的時間、③積み残された学習量という問題が生じます。
 ①はまだ変革を行うことができても、②は限られていますし、③については小学校や中1からの復習が必要な場合は、相当時間がかかることになります。
 いわゆる「遡行学習」(前に遡って学習していくこと)をしっかりと行えるだけの時間が取れるかどうかです。
 よく個別指導は成績が上がりにくいという声をお聞きします。確かに一般的には生徒の習熟度に合わせて進めていくので、体系だった学習が行いにくいというデメリットはあります。また個別指導自体が1対1や1対2で講師数に対して生徒数が少なければ少ないほど指導料金が上がりますので、そうおいそれと週回数を増やすわけにもいかないという理由もあります。その両方があいまって「遡行学習」が不十分なまま、定期テストに追われ、テスト範囲のみを学習するだけになってしまい、上がりにくくなるのです。それを補うために宿題を課すのですが、宿題を完璧に行える場合は、そこまでの遡行学習が必要にはなりませんので、システム上どうしても無理が生じてきます。
 そういった一般的に陥りやすいデメリットを何とか克服できないかと試行錯誤している(進行形です)のが弊社のSHB指導です。
 おかげさまで、遡行学習がしやすい体制をとりやすく、また受験学年には土曜補習という5コマ+テストを行って、通常料金より半額の料金で5科指導を行える形を取り、基本的知識(単語、漢字、計算)などの小テストを毎回実施し、合格できるまで再テストというルールを12年間積み上げてきました。
 今年の12期生も今までの11年間の受験生と同様に、これから必死になって、自分の目標達成のために、努力してもらい、来春の合格発表を笑顔で迎え、合格祝いをすることができるように、入試まで残り僅かですが、全力を注いでいきたいと思います。寒い冬ですが、活気で熱く過ごせるよう頑張って参ります。
 よろしくお願いいたします。