2022年03月25日

塾長コラム


早いもので3月も下旬となり、桜もそろそろ咲き始める頃となりました。

 

1年間夢中で走って参りました今年度の入試も、18日の複数志願選抜の高校入試合格発表をもって終了し、全塾生に合格を果たすことができました。

 

1年間頑張ってきた生徒の皆さんはもちろんのこと、ご家庭におかれましても、陰に日向にお子さまのサポートを頂き、感謝申し上げる次第でございます。この場をお借りして御礼申し上げます。

 

22日からは弊社の新年度も開始しました。新しい学年、新しい受験生のスタートとなります。スタートダッシュを切ってもらうため、22日から8日間、ジャンプアップ期間として、先取り&復習の徹底期間として、現在実施しております。16:50~21:50の間、予約も不要なので、勉強したい時にどんどん来てもらえればと考えております。

 

この新年度開始に合わせ、その前の3連休は、休みを取らず、レイアウト改装を毎日実施しておりました。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、座席数を増やす必要もあり、レイアウトの変更を何度行ったことでしょうか。

 

昨年の学年末の段階では、定期テスト対策講座がコロナ禍のためある一定の時期に中学生、高校生とも集中し、座席が足らない?!という肝を冷やす出来事もあり(欠席者が出たり、オンライン受講が出たりで、何とか残席不足は回避できましたが)、新年度はこれを何とか解消しなければという思いで、改装を行いました。

 

おかげさまで、以前よりは広々とした空間になりつつ、座席数も6席ほど増やすことができ、当面、ひやひやすることも一旦は回避できそうです笑。

 

コロナ禍でなければ、座席をくっつけてといった配置をしておりましたが、まだ当面は、コロナ禍も続く可能も高く、できる限り、一人一人が離れた座席配置をという観点から今回のレイアウト配置といたしました。

 

また、ガイダンスや説明会、保護者会などを実施するにあたり、電子ホワイトボードを活用する際に、多くの方にお座り頂けるような配置も視野に入れて、変更いたしました。今までは最大9名程度でしたが、今回のレイアウト改装で、最大18名、20名程度が電子ホワイトボードをご覧頂きながら、お座り頂けるようになりました。

 

4月9日には、高校入試説明会を予定しておりますが、これで会場参加人数も増加することもでき、一安心です。

 

あとは、第七波が来ないことを祈るばかりです。

 

毎年、多くの塾生の方をお預かりして、おかげさまで20年を迎えさせて頂きましたが、どのタイミングでやる気に火がつくのかは本当にわからないものだということを再認識させてもらえた年でした。

 

もちろん、毎年毎年、お預かりさせて頂いたお子さまを最大限、学力向上、学習意欲向上に向け、鋭意努力はさせて頂くのですが、ついつい、今までの経験が邪魔をしたり、その経験から先入観を持ってしまっていることもあり、いつもそうならないように肝に銘じながら指導を行っております。

 

どのタイミングでやる気が出るかなどは、一般化できるはずもなく、子どもたちに絶えず声かけをし、面談をし、他愛無い話をし、信頼関係を構築し、時には叱咤激励を行い、そういった中から、徐々に表れてくることが多くあります。

 

生徒にはよく言うのですが、「夜寝て、朝起きたら急にやる気が出た」なんてことはないので、いやいやながらでも継続していくことが一番大切だよということを話します。最初は嫌々だったとしても、やっているうちに乗ってきて(楽しくなってきて)、やる気が出てくることはよくあることです。

 

例えば、家族旅行で旅館に泊まり、卓球台があったことによって、「お父さん、卓球しようよ」などと子どもから言われ、

 

「いやいや、お父さんはいいよ、自分たちでやりな」

 

といいつつ、ラケットを片手に、卓球に加わると、だんだんと楽しくなってきて、途中からは、ホワイトボードにトーナメント戦を書いたりして、やる気満々になっていくお父さんの姿。

 

最初はいやと思っていても、やっていくうちに乗っていくという一つに例です。

 

何が子どもたちの「やる気」に火をつけるかは誰にもわかりません。ただ、その火をつけるかもしれない外的要因はできる限り多く与えていくことが一番大切だと思っています。

 

この新年度が開始された春休みの期間を利用して、、生徒一人一人と新年度面談を行い、一人でも多くの生徒のやる気に火をつけられるよう、新年度も頑張って参りたいと思います。

 

保護者の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。