2014年09月18日

学習塾対象入試説明会(好文学園女子高等学校さん)


9月18日(木)に好文学園女子高等学校さんの学習塾対象入試説明会が実施
されましたので参加して参りました。
2008年に現校名に改称され(以前は大阪福島女子高等学校)、民間出身の校長さま
を迎えられ、学校改革を進められて、入学者数も右肩上がりに伸びている高校の一つで
いらっしゃいます。

 

最近の大阪の私立学校は、学校改革を進められて、以前のイメージから脱却されて、
先のことを見据えて頑張っておられるところが多い気がします。
(上から目線になってしまい申し訳ありません)
それに比して、兵庫の私立高校は少し改革が数年遅れている印象で、旧態依然と
まではいいませんが、保守的なイメージを持つ所が多い気がします。
(もちろん、須磨学園さんや一部の高校さんのように数十年先を見据えて、
危機感を持って改革を進められている学校もありますので誤解のないようお願いします)

 

大阪の単独の女子校は非常に少なくなってきている中で、専願率も高く、入学者
も右肩上がりになっているのは、学校長を始め、先生方が真摯に子供たちの進路
を熟慮し、日々実践されているのだと思います。

 

本日の説明会に参加するまでは、あまり詳細を存じ上げなかった部分もあるのですが、
8つのコース(特別進学・看護医療系進学・標準進学・保育進学・スポーツ健康・
ITライセンス・デザイン美術イラスト・マンガ・アニメーション)など多様なコース
を設けられていて、それぞれに注力されているのが非常によくわかりました。

 

特に、メディア芸術群コースである、デザイン美術イラストやマンガ・アニメーション
などは時代に即して非常に人気が高いようです。
特にマンガ・アニメーションコースは、全国で唯一、出版社の方を招いて作品の
添削会を行い、プロへの道筋をつける方向があったり、よい作品であればその
出版社の方の担当の方がつくなどといったこともあるようです。
本当にそのような夢がある生徒にはとても良いコースだなと感じました。

 

最近、学習塾向け入試説明会に多く参加させて頂いておりますが、好文学園さん
は、我々、塾講師に対しても非常に気配りが行き届いておられて、集合の段階で
正門前には先生方がトランシーバーを持って立っておられ、説明会会場への
教室まで行く先々に先生方が立たれて案内をして頂いたり、非常に温かくお迎え
頂いて嬉しく思いました。こういった気配りをなされるということは、もちろん
生徒に対してもきめ細やかな指導を行っておられるのだろうなと思い、その
ホスピタリティに感動をさせて頂きました。

 

学校によっては、わかりにくい場所にも関わらず、案内の先生が全く居られない
といったようなことや、お一人居ても座って居眠りをされていたり、会場が
靴を脱いで上がるホールであっても、靴べら一つ用意されていないなどという
ホスピタリティが薄い学校さんなどもあり、「推して知るべし」という慣用句
の意味が脳裏に浮かびます。

 

保護者の方々も「有名である」、「名前をよく聞く」、「近くだから」などと
いうだけで高校をご選択されるのではなく、オープンハイスクールや説明会
などにどしどし参加頂いて、その様子、雰囲気、空気を感じて、その後3年なり
6年なり大切なお子様をお預けられるに足る学校かどうかをご自身の目と耳と
肌で感じて頂き、大切な進路をご選択頂ければと思います。

 

非常に心地よい、お勧めしたくなる学校の一つである好文学園さんでした。