急がば回れの精神
今年のサマプロは「復習ターム」と「予習ターム」に分け、両立が図れるように計画しました。
普段、なかなか問題演習量を多くとることのできない高校生にも、上々の反応をもらうことができました。
また、小中学生は、前学年の復習も入るため「ここが苦手だな」「もっと進めないと」など、生徒自身が気付きを得ながら、進めている姿を見ることができました。
先取り学習の場合、初めて見る単元がほとんどとなりますが、復習になると、習ったことがあるはずなのに、それができないことを実感することができており、非常に学習の積み上げとしては大切な学びをしてくれているなと感じております。
受験生は、12:40~21:50のサマプロの時間をフル活用した最大9時間の授業時間となっております。第1タームの初日は、ぐったりとしている姿も見られましたが、2日目以降はどんどん慣れていってくれ、むしろ時間が早く過ぎたという生徒もいました。
また、第2タームは基本20:00までの授業となるため、それを知った時の生徒たちの目の輝きは素晴らしかったです。笑
1分1秒を惜しむのは当然。
この夏休みにしてもらいたいことは、1問1問を大切にすることだと、初回のスピーチでお話させて頂きました。
これは受験生に限らず、どの学年の生徒でも当てはまるのですが、生徒たちがどんどんたくさんの問題を解いたり、解説を聞いたりしていきます。
その問題1つ1つを理解して進めてもらいたいのです。
なんとなく解いただけ。聞いただけ。教えてもらってわかっただけになることは、避けてもらいたいと思っています。
自分自身の理解を深め、成績を上げるためには「1問1問を深く理解すること」を意識してもらい、無駄にしないでもらいたいです。
時間がかかると思われるかもしれませんが、急がば回れという言葉の通り、初めにきっちりとしておくことが、後々復習で多くの時間を割くことを避けられます。
是非、その気持ちでサマプロ、そして平常授業へと頑張ってもらいたいと思います。