教務便り

ご無沙汰しております。安田です。１月下旬から、一気に寒くなり、雪が積もるほどになりました。

 

今年も暖冬かな？と勝手に思い込んでいたもので、この寒さに驚いております。

 

去る1月24日に、アドバンスは創立21周年を迎えました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と存じます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

お預かりしております、お子さまの学力向上や成績向上を目指して、より一層、気を引き締めて臨んでまいりたいと思います。

 

１期生の生徒とワイワイと泣き笑いしながらの授業から、もう２０年が過ぎ去ったのかと思うと、時の過ぎる速さに驚くばかりです。

 

その間、アドバンスでは色んな授業形式に挑戦してまいりました。その中で、良いものは残し、課題のあるものは改善し続けて、現在の形となっております。

 

２０年も時が経つと、それと同時に社会も変わって参ります。「勉強」という観点では同じかもしれませんが、習う内容、求められる学力観、また、今後の社会で求められる資質などは、年々変わって参ります。

 

小学校でも、英語が本格導入され、中学英語には高校内容が下りてきて、単語も非常に難しくなっております。

 

また、小中高とプログラミング教育が始まり、共通テストでも情報Ⅰが必須となりました。

 

さらに従来の「暗記型」の勉強から「思考力」を重視した学力の身につけ方が必要となっております。

 

そんな中、塾だけが、旧態依然として、同じような教え方で良いのかと言いますと、決してそうではないと考えております。

 

社会に合わせて、柔軟に形を変え、求められる学力を身につけてもらえる環境を整えることが必須であると考えております。

 

そんな観点から、昨年の夏にはtanQキッズを立ち上げ「プログラキッズ」でプログラミング教育を始めました。

 

また、同時に「さんこくキッズ」「英語LEXキッズ」を開講し、自ら学ぶ楽しさを知ってもらえる習いごとを開講しました。

 

１０月には、本格的ゲームプログラミングの「ゲームクリエイターズコース」も開講。　

 

プログラミングは、私も、子どもたちと一緒に学びながら、楽しく学んでおります。

 

また、１１月には、シンプルプランの「英数ジュニア」を開講し、今冬からは総合型選抜も見据えた「探究プライム」も開講し、より幅の広い進路選択の可能性を見出していきたいと考えております。

 

このように時代に合わせて、新しく開講する講座がある一方、創立以来変わらず、開講しているものもあります。

 

それが「土曜補習」です。

 

補習と名はついておりますが、実力を伸ばすための講座として、創立当初から継続開講しております。　現在は、中学生は模試を活用した講座となり、また高校生は不足しがちな演習量を強化した講座となっております。

 

詳細は同封の追補版をご参照ください。

 

また、復活開講したものが「教科書英語」です。ICT教材を用いたAHBに改編してから、一旦、中止しておりましたが、昨今の学校英語の難化、そして、中学生の英語力の低下を鑑み、何とか立て直したいと考え、復活開講いたします。

 

教科書本文、新出単語、文法などを丁寧に指導していく授業となっております。中２・中３生で開講いたしますので是非受講頂きたいと思います。

 

さて、このように社会や時代に合わせて、さまざまに変化してきたアドバンスではありますが、ずっと変わっていない理念があります。

 

それは「自ら考える力を伸ばす」ということです。

 

「勉強は教えられるのが基本」で「覚えたら何とかなる」という時代ではありません。

 

自ら考え、問題解決に至る道筋をつけていく力こそが、これからの社会に必要な力であると確信しています。それは、現在の中学生の定期テストに「思考力・表現力」という項目があることからも見て取れます。

 

急速に変化する現在、10年先の未来は、どんな社会になっているのか、正直、見当もつきませんが、今まで以上に「考える力」を用いて、創造性に富んだ世の中になるのではないかと感じております。

 

そんな世の中に出ていく子どもたちに、勉強やプログラミングなどを通じて、学ぶ力や考える力を身につけてもらえる塾でありたいと考えております。

 

そのために、授業以外にも面談などを数多く行い、その中で気付きを持ってもらい、お子さまの力を引き出していきたいと思います。

 

まだまだ至らないところも多くあると思いますが、２２年目も、何卒よろしくお願い申し上げます。