教務便り
ご無沙汰しております。安田です。だいぶ気候も良くなり、過ごしやすい反面、部活も本番を控え、生徒たちの眠気も誘ってしまっているようです。
さて、私事ではありますが、先日3/29でダイエット1周年を迎えました。パチパチパチパチ(笑)
そして、それに遅れること半月あまり、ひとつの目標としていたラインを割ることができ、現在まででトータルで14kgの減量に成功しています。
最終目標まではあと少しありますので、これからも継続していきますが、ダイエットのきっかけと、1年間頑張れた理由について書きたいと思います。
きっかけは、もちろん体重増加です。しかし、年齢も重ね、ダイエットしても、どうせまた増えると、半ば諦めたような気持ちもありました。
そんな時、28歳くらいの時のことをふと思い出したのです。当時は、30になれば筋トレもして、筋力維持をしようと思っていたのです。
それから、時を経て振り返ってみたときに、筋力維持どころか体重は過去最高に近付いている現状に「このままでは、あと10年後、同じ後悔をするのでは」と思ったのがきっかけでした。
そこから、1か月に1kgの減量を目標に、毎日の体重計測を始め、3か月目くらいからは、食事管理アプリに食べたもの、食べる予定のものを記録し、カロリー制限も行いました。
少しずつ減量が成功していくにつれ、周りの応援や褒めてくれる言葉も増え、よりやる気が増していきました。
先日の三者面談の際には、保護者の方にも「先生、痩せました?」おっしゃって頂いて、やる気も自己肯定感もアップしたものです(笑)
もちろん順調に減り続けるわけではなく、停滞期もあれば、大きく減ったこともありますし、逆に、帰省でリバウンドしたこともあります(泣)
それでも、今まで減量を続けてこられた大きな理由は「目に見える変化を楽しむこと」と「それを認めてもらうこと」だと思います。
記録をしていましたので、一喜一憂することはありましたが、月単位で見ていくと、その変化がよりわかるので、一人でニヤニヤしていました(笑)
また、周りの人が、結果だけではなく、記録したり、食べるのを制限している姿も褒めてくれたことも、継続するための大きな原動力となりました。
さて、ここまで読んで頂いた皆さん、これって、何かと似ていると思いませんか?
そう、勉強でも同じことが言えると思います。勉強でも「あの時、こうしておけば‥・」なんてことは往々にしてあります。 特に、それを如実に実感するのは、受験直前期の受験生。
毎年のように、あと1週間あれば、1年・2年の時に、もっとちゃんと勉強してたら・・・という言葉を聞いています。
そんな生徒の皆さんに朗報です。「今はまだ4月です」これから数か月の頑張り具合によっては、「あの時こうしておけば」が、「あの時こうしていたから」に変えることができます!
振り返ってみたときに、後悔するより「やっててよかった」になってもらいたいと思っています。
そして、保護者の皆様にお願いです。結果だけで、褒めないで頂きたいのです。良い結果が出た時には、もちろん、それは大げさなくらい喜んで頂きたいと思いますし、褒めて頂きたいと思います。大切なのは、結果がなかなか出ない時のアプローチです。
ダイエット中、なかなか痩せない時に「そんなに食べてるからだ」とか「やり方がまずいんじゃないか」と言われて、「そうか…やらなきゃ!」とはなりません。むしろ、○意が芽生えるかもしれません(笑)
勉強においても、できていないこと、結果が満足できるものではなかったことなどは、本人が一番よく理解しているはずです。
そのわかっていることを言われても、やる気にはならないので、頑張ろうとしていた様子などについて、できれば結果が出る前に、認めてあげて、褒めてあげてほしいのです。
最後は、本人がやるかどうかにかかってきます。周りがいくらやきもきしたところで、本人が変わらないとどうしようもない部分があります。
それならば、本人のモチベーションアップにつながり、周りも優しい気持ちでいられるアプローチをしていきたいと考えています。
できることなら、その一喜一憂も一緒に楽しみながら、並走できればなと思っています。
新年度も始まり、より一層、成績アップ、意欲向上に向けて、精一杯努力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。