教務便り
ご無沙汰しております。安田です。毎年、甲子園に高校野球の観戦に出かけていますが、今年は、異常な暑さからか、1試合見た後に急激に気分が悪くなり、2階のクーラー前でダウンしてしまっていました。ただ、酔っぱらったという話もありますが(笑)
毎年のことではありますが、暑い中、球児たちのプレーには涙腺を揺さぶられます。勝ったチームも、負けたチームにも大きな拍手を送ってしまいます。歳をとった証拠なのでしょうか(笑)
さて、あっという間に、サマプロ最終日となり、月日の経つ速さに驚いています。それは、私だけではなかったようです。
夏休み前の面談では「こんなにあるのか・・・」「こんな時間数できるのか」という不安や、中3の時に経験してる高3生は「また、サマプロの時期が来てしまった」という感じも見受けられました。
しかし、第5タームで行った面談では、各生徒がとても前向きな言葉ばかりで、嬉しかったので、少しご報告させて頂きます。
サマプロもうすぐ終わりだけど、どんな感想ですか?
「めっっっちゃ早かった!」
「始める前はこんなにできるかなと思っていたけど、第2タームくらいになると慣れてきました」
「自分が、こんな長時間の勉強をやりきれるとは思っていなかったので、とても自信がつきました」
「1か月も・・・と思っていたけど、もう終わりなのかとびっくりしています」
といった感じで、始める前はその時間数に圧倒されていた生徒も次第に慣れていき、その時間の経つ速さに驚いているのが見て取れます。
時間の流れを速く感じるというのは、それだけサマプロでの時間が充実していたことに他ならないと考えています。それだけ、生徒たちが集中して取り組んでくれていたんだなと思い、嬉しく思いました。
また、勉強の中身でも
「苦手だった化学がわかるようになった」
「関数は無理と思っていたけど、グラフの書き方とか、色々わかるようになった」
「国語の文章を速く読むことができるようになった」
と、自身の成長を感じ取ってくれているようです。
また、たった一か月で、生徒の勉強面はもちろん、心境や勉強に向かう姿勢にまで変化が見られるようになったサマプロは、なかなかすごいのでは?と自画自賛をしています(笑)
8/21に行った、やる気の上がる行動ガイダンスでは「やる気の上げ方10の方法」を紹介したあと、生徒たちをグループに分けて、ディスカッションを行ってもらいました。
学年を超えた話し合いの経験や、自分の意見を伝えたり、みんなで話し合って決めたりという機会にしたいと思い、今回はこの形式で行いました。
各グループ、司会や発表者を決めて、積極的に話をしようという姿勢が見られ、こういった経験ができる場は、大切だなと改めて感じた次第です。
その後のアンケートでも
「自分は、これしかやる気の上げ方を知らなかったけど、他の人のやり方を聞いて、参考になった」
「みんなで意見を出し合うのは、難しかったけど、こういう経験ができて良かった」
「やる気を上げる10の方法を知ることができて良かった」
「3班の発表者の方が、とてもハキハキと発表していて、こんな風に発表できるようになりたいと思った」など、様々
な面で、生徒たちの刺激になったようです。
サマプロにしても、ガイダンスにしても、やはり「経験すること」が何よりも大きな糧につながるのだなと改めて思いました。
受験生に限らず、この夏休みにサマプロに参加させてくださいました保護者の方々へも、今一度御礼を申し上げたいと思います。
こういった経験を通じて学んだことは、座学で学ぶこと以上に、生徒たちの心に残ると考えております。始まる前は、ご心配なこともあったかと存じますが、是非、生徒たちのアンケート結果もお読み頂ければ幸いです。
ひとまわりも、ふたまわりも成長した様子を感じて頂けるのではないかと思います。
サマプロは終わりますが、ここからが受験生にとっての受験勉強は本番となります。また、受験学年以外の生徒も、サマプロで培った知識を定着させ、テストで結果を残せるように、講師一同、指導に当たりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。