2012年03月15日

教務便り


ご無沙汰しております。
2月・3月は非常に多忙な時期でもありますが、なんといっても大学入試、高校入試には、本当に一喜一憂させられました。
 大学入試では、無事、全員が合格を果たしてくれ、今年も浪人生を出すことなく、送り出すことができました。
 中3生の入試も、合格発表を待つのみとなり、非常にドキドキした日々を送っております。
 2月末から、三者面談も行っており、中3生の方との面談では、「早く合格発表の日が来てほしい」という保護者の方のお声もありましたが、本当にその通りで、みんなの喜ぶ顔を早く見たいと楽しみにしております。
 
 さて、今回の教務便りでは、改装のお知らせと、高校に入るまでの心構えについて、書かせて頂きたいと思います。
 まず、改装ですが、高校生専用のVHBルームの新規設置と、少人数制指導の教室移転などを行うため、アドバンスを全面改装致します。
 
 VHBルームの新規設置
 今までは、C教室を利用して仮のVHBルームとしておりましたが、高校生専用の部屋をということで、現在の事務所スペースに移動し、新規設置することに致しました。
 このことにより、より集中して高校生には勉強いただける態勢ができると考えております。
 少人数制指導教室の移転
 現在のA教室に事務所が移動することと、8人までと定員数を増やしたことで、少人数制指導用の教室も移転することになりました。
 現在のC教室を拡張して、8人がゆったりと座れる教室を作ります。
 
 SHBブースの改装
 SHBブースも現在使用している120cmの机から、140cmの机に入れ替え、配置替えも実施します。
 より利便性が高く、授業が受けやすい態勢にしたいと考えています。
 
 これらのような改装を行うため、3月24日~27日までの期間を、改装期間としており、この期間中は、通常営業の受付を行えませんので、大変ご迷惑をおかけ致しますがご了承下さい。
 この期間は、私たちも改装作業に駆り出され、什器備品の移動など、汗だくになっていると思います。笑
 実際にどんな風に変わるのかを、楽しみにして頂ければと思います。
(図面省略)

 次に、高校に入るまでの心構えについてですが、全員が志望校合格を果たしていることを信じて、書きたいと思います。
 入試が終わった後、ノンビリどころか遊びまくっているような生徒もいるように思います。笑
 もちろん、色々な辛いことも乗り越えてきた今だからこそ、楽しさも増していると思いますが、そのままの気持ちで高校生活に突入することだけは、避けてもらいたいと思います。
 高校では、今まで序列が決まっていた中学校と違い、大体の生徒が自分と同じくらいの成績の生徒達となります。
 つまり、ちょっとの差ですぐに順位が逆転する位置にあるということです。少しの努力の差が、上位クラスで推移していくか、それとも底辺を彷徨うことになるのかの分かれ目なのです。

 今の勉強から解き放たれたままの気持ちで、新学期を迎えると、なかなか勉強にも手が着けられず、なんとなく授業を受けている間に、いつの間にか、何をしているのか全然わからなくなったということになってしまいます。
 そうならないためには、まず、春休みくらいから、少しずつ勉強する気持ちを取り戻し、そして高校での勉強へと、態勢を整えてもらいたいと思います。
 そして、教科書販売なので手にした教科書を少しでも早く開き、どんなことを勉強するのか、自分はどんな風に勉強していくのかについて、考える時間を持ってもらいたいと思います。
 
 そして、何よりも大切なのが、高校始まってすぐの中間テストです。
 この中間テストであまりにも大きくこけてしまうと、勉強へのやる気が一気に失われたり、自信がなくなったりする原因となりかねません。
 新高校1年生にとっては、この中間テストに向けて、4月・5月の生活を新しい環境や生活に慣れることと並行して行ってもらいたいと思います。
 
 また、少し先の話をしますと、大学入試での指定校推薦というのは、高校1年生の1学期中間の成績から換算されますので、大学進学を考えている皆さんは、まずは指定校推薦での合格を目標として、学校レベルの問題は、十分取れる態勢と作っていきましょう。

 学校のテストも取れないようでは、一般入試は到底、覚束ないことになりますので、まずはそこから基礎力を身につけていってもらいたいと思います。

 高校入試がやっと終わったのにという気持ちもすると思いますが、また新たな目標に向けて、舵を取って行きましょう。