2014年01月22日

教務便り


ご無沙汰しております。安田です。
猛烈な寒波の到来で、各地で被害が出ているようです。幸い温暖なこの地域では大きな被害はありませんが、寒さが厳しいことにはかわりありませんので、これからが大切なこの時期、対策を打っていきたいものです。
 対策の手段としてよく言われるものが、「手洗いうがい」ですが、その仕方についてお伝えしたいと思います。
手洗いの方法
①手のひらをあわせて5秒間洗う
②手の甲を伸ばすように5秒間洗う
③指先やつめの間も渦を描くように5秒間洗う
④指の間も十分に5秒間洗う
⑤親指を手のひらでねじるように5秒間洗う
⑥手首も忘れずに5秒間洗う
意外と、手のひらや甲だけになってしまい、爪や手首まで洗えていないことも多いと思いますので注意下さい。

うがいの仕方
①口の中を強くゆすぐ。(上を向かず)
②上を向いて、アーと発声しながらうがいをする
③同じく上を向いて、オーと発声しながらうがいをする
吐き出すタイミングは口に含んだ水がぬるく感じられた時です。
いきなり、上を向いてガラガラしがちですが、そうすると口内の細菌をのどにつけてしまうことにもなりかねないとのことです。
 こまめな手洗いうがいで、私も予防していきたいと思います。
 また、受験生はもちろんのこと、他の学年の生徒の皆さんも、受験生に風邪をうつさないよう、対策をして頂けるとありがたく思いますので、ご協力宜しくお願いします。

 さて、あれだけ準備に時間をかけたウインタープログラムも、あっという間に終了し、高3生はセンター試験を迎え、一般入試を控えるのみになりました。また、中3生も2月から入試戦線に突入してまいります。今年の受験生を見ておりますと、良い意味での緊張感を持っている生徒もいれば、まだそこまで持っていない生徒もいるように思います。
 ただ、その緊張感の有無はともかく、自習に来て、少しでも勉強時間を取ろうとしてくれているのは嬉しく思います。
 また、先日の模試の時でも、中3生と中2生の雰囲気を比べるとやはり差があり、中2生への引き締めも必要だなと感じております。

 先日、私が担当しているクラスでも話をさせて頂きましたが、この中2の学年末は、中3になったつもりで、必死に頑張ってみるようにと話をさせて頂きました。
中3になれば、すべてのテストが内申点に入ってまいります。もちろん、テストだけではなく、授業態度や提出物なども全てが換算となります。今は「今回はちょっとあかんかた」「この科目はできた」で済むかもしれません(本当は済ませてもらいたくありませんが)、しかし、中3になってからは、その言葉は通用しないということを話させていただきました。
 一度、今回のテストで中3になるまでに本気でテスト勉強を頑張ってみて、その結果の成績をもって、次の課題を見つけながら、中3になってもらいたいと考えています。
 そうすることで、本気で勉強したときの自分の成績がどれだけ取れるのか、現段階での限界値を知っておくことで、それをさらに上げていくには何が必要なのかを明確にするのも簡単になります。
 本気で頑張ってみないことには、その限界も、何をすれば取れるのかもわからない状況になります。
 ましてや、次年度から5学区制に移行となり、入試制度も変わってまいります。そんな中、戦う新中3生には、より一層の余裕を持ってもらいたいと考えていますので、この学年末、保護者の方からも激励を頂ければと存じます。
 また、初の実力テストも2月には実施されると思います。普通にやってきた生徒でも、定期テストよりも100点くらい合計点は下回るものですので、これを期に本腰を入れて勉強に臨んでもらえるようにと考えております。
 また、新高2生に対しては、先日面談をさせていただき、「関関同立現役合格へのカリキュラム」をお渡しさせて頂きました。
 過去の生徒の実績や、足取りを元に、生徒それぞれと話してみると、やはりそれぞれそろそろ真剣味を持って勉強に向かわないといけないという意識も見られ、嬉しく思いました。
 2月からの学習プランについてもお話させて頂き、1月28日(火)までに提出頂けるようにお伝えしておりますので、ご家庭でも話し合う機会を持っていただければと存じます。

 今年の受験生も残り最後までしっかりとサポートしながら、次年度の受験生、そして、新しい学年を迎える生徒の皆さんが、よりよい方向へ進むことができるよう、精一杯サポートしていきたいと思いますので、本年もなにとぞ宜しくお願いいたします。