2015年04月15日

教務便り


ご無沙汰しております。安田です。4月になったというのに、寒の戻りで寒い日々が続いており、体調管理がしにくいと拝察いたしますが、どうぞご自愛くださいませ。

 さて、4月に入り、新年度を迎えております。今年も春期講習から満席御礼となり、よいスタートを切らせていただくことができました。
 また、ご紹介状をご持参で体験授業を受講されたり、ご入塾される方も多く、嬉しく思っております。この場を借りて、御礼申し上げます。
 現在、研修中ではございますが、新しい講師が4名新たに入ってくれて、よりよい講師になるべく、頑張ってくれております。
 4名とも、アドバンスの生徒から講師になった方々ですので、生徒として通塾していたときの目線と、講師としての目線の両方を兼ね備えておりますので、生徒にとっても、頼りになる存在になるのではないかと、期待しております。
 中には、小学生の時から、通塾してくれていた講師もいますので、アドバンスのことは熟知した上で、講師になっているため、アドバンスでの授業の受け方や、アドバンスの精神なども伝えていってもらえるものと考えております。
 そのアドバンスの精神ですが、やはり「地域で一番勉強する」という目標に沿い「やるときは本気で取り組む」というところだと思います。
 他塾との比較ではわかりませんが、生徒と講師の距離が近いことが1つ挙げられると思います。
 空間的にも生徒のすぐ目の前に講師が座っており、また閉鎖空間ではなく、オープンスペースでの授業が殆どですので、距離感が非常に近いことが特徴です。
また、そんな物理的な距離だけではなく、精神的にも近い存在でありたいと考えています。
 小中高と学年が上がる毎に、精神的な自立もあり、なかなか本心を見せてくれなかったり、時には反発することもあります。
 特に、保護者の方との関係が悪くなってしまい、面談という場でも保護者の方がいると口も利かない…そんな場面にも遭遇したことが幾度とのなくあります。
 そんな多感で、難しい時期の生徒とも、心を通わせ、本音で話ができる存在でありたいと考えています。
 段々と自身の年齢が上がっていき、保護者の方と同じ年代となるにつれ、生徒との心の距離が開きすぎないよう、生徒とコミュニケーションを取りながら、まずは雑談から仲良くできる関係を持っていきたいと思います。
 4月~5月にかけて、コミュニケーションミーティング(CM)という生徒との個人面談も行っていきますが、1対1で話すと普段は、結構寡黙な生徒でも、自分の夢を語ってくれたり、目標を持っていることがわかったりして、嬉しくなることも多々あります。 
また、生徒1人1人に対して、話すことができる機会として、多くの情報を伝えることもできますので、アドバンスで大切にしていることのひとつでもあります。
 そして、そんな中で信頼関係を構築していき「やるときは本気で取り組む」ということを伝えていきたいと考えています。
 本気で頑張るために、そこまで気持ちを上げていくために、そして行動に移すためには、厳しいことも伝えないといけないこともあると思います。その厳しい話を信頼関係のない中で行っても、聞く耳も持ってもらえないと思います。コミュニケーションをしながら、生徒との距離を詰めていきながら、本気で取り組んでもらえるにはどうすればいいか、それを伝えていきたいと考えています。
 おかげさまで、この14年間、浪人生はもちろん、全部不合格で路頭に迷うなどと生徒は1名もなく、全員合格を果たしてくれました。
 昨年度入試から高校入試が変わり、また数年後には大学入試が変わるかもしれません。そんな厳しい入試戦線を戦っていくためには「本気で取り組む」ことの大切さを理解してもらい、実践に移してもらうことが絶対に必要だと思います。
 中3時代に本気で取り組み、合格を勝ち取った生徒は、その3年後の大学入試では、より一層の頑張りを見せてくれています。受験期には多くの学習量と時間を設けておりますが、そこで必死に頑張ってくれたことは、生徒達のバックボーンになっているというお話を保護者の方から頂戴することもあります。
 こういった経験をすることで、自分自身を高め、自信につなげていってもらえれば、きっと成果にもつながっていくと信じて、これまでもやってまいりました。
 そんな精神を生徒出身の講師の方には伝えてもらい、アドバンス全体への雰囲気に還流できればと考えております。
 新年度が始まり、これから色んな悩みも出てくるかもしれません。成績は一朝一夕には伸びないものでありますので、落ち込むときもあるかもしれませんが、前向きになにをすればいいのか、一緒になって考えて、サポートしていきたいと思います。
 そして、生徒の皆さんには、まずは18日に行われる全国模試で、力試しと、次への目標設定と計画作成を考えてもらいたいと思います。
 新年度、新学期が始まったばかりの今しかできない、年間計画をここで立てて、よりよい1年間にしてもらいたいと思います。保護者の方々におかれましては、頑張ろうとしているお子様の姿を見守って頂き、支えて頂ければ大変幸甚に存じます。
 今年も1年、宜しくお願いいたします。