2018年04月24日

教務便り


ご無沙汰しております。安田です。

4月もあっという間に下旬を迎えようとしております。

 

今年度から「勉強アスリート」を育てるべく、大きな改革を行いました。

 

①AHBの新規導入

生徒たちの演習量はそのままに、なんとかインプットの部分を強化していきたい。また、生徒自身が受動的ではなく、主体的に学べる方法はないかと考え、現在の形となりました。

 

今までのSHBの利点は演習量の多さではありましたが、その分インプットの部分が甘い生徒がいたり、出されるプリントをこなしていくという受動的な学びとなっているところが気にかかっておりました。

 

その点、現在のAHBでは、何の単元を進めるのかを記入し、授業中もPCのある視聴ブースと、演習ブースを行ったり来たりと動きのある授業になることで、自主性を持った学習ができていっております。

 

現在もより良い体制が整うようにと、適宜改定を加えながら進めていっております。

 

②定対スペシャルの改良

人気の高い、定期テスト対策講座をより進化させて、定対スペシャルとして実施します。5教科対応のスペシャル講座では予想問題を実施したり、PM(プロジェクトマネジメント)では学習計画をしっかりと立てたりと、自ら学習を行う基盤作りを行っていきます。

 

③阪神西宮本校の改装

主に生徒が学習するスペースを中心に改装を行いました。上甲子園校は、まだ3年目のため、きれいですが、本校は17年目となり、よく見ると壁には生徒の落書きや、汚れが見えるようになっておりました。

 

そこで、AHBになるのに合わせて、気分も一新してもらえるようにと壁紙を貼り換え、また、天井もクロスの貼り換えを行いました。

 

天井のクロスは、マイナスイオンが出てくる壁紙ということで、より良い環境で学習をしてもらえるのではないかと期待しております。

 

また電灯もLEDに変え、非常に明るくなりました。

 

④英語LEX、LEXジュニアの開講

大学受験には英語4技能が必須になるという流れもあり、地域でもいち早く対応していきたいという思いから、英会話の授業を導入しました。とはいえ、大学入試改革は先の話と、あまり需要がないものなのかもしれないという不安もありつつ、開講しましたところ、小・中・高の各学年から非常に人気があり、定対スペシャルに次ぐ、オプションの受講率となっております。

 

また、人前で英語で話すことに気恥ずかしさなどもあるのではないかと思っていましたが、そんな危惧はいらないくらい、生徒たちは一生懸命会話に取り組んでくれ、また、一様に「楽しかった」と言ってくれて、開講して良かったと思っている次第です。

 

また、小学英語が2020年より本格実施されるのに先立ち開講したのが、英語LEXジュニアです。

 

音から学び、文法解説をしないにもかかわらず、英単語で700語、文法事項は中2レベルまでを小6で行うと言いますから、それを知った時は非常に驚いたものです。

 

新教科書に対応したテキストを使用し、楽しく学べる小学英語を目指して、授業を行っております。

 

現在、新規開講記念として、英語LEXのみの受講や、英語LEXジュニアのみの受講もできますので、小学5年、6年の方でご興味のある方は、是非体験頂ければと思います。

 

⑤パズル道場

現在は年長~小学生までの開講ですが、考える力や粘り強さ、作戦を立てていく思考力を培うには非常によい教材だと感じています。

 

現在、小1~小6の生徒が受講してくれていますが、小1生でもこんな問題が解けるのか!?という驚きを感じています。

 

また、生徒たちが楽しみながら、そういった力を培えることが非常に楽しみでもあります。

 

さて、こんな大きな改革を行うことには「果たして受け入れて頂けるだろうか」という不安が、やはりございました。

 

生徒の皆さんはもちろん、保護者の方からも、どういった反応を頂くことになるのかと思っておりましたが、現在のところ、生徒たちからは、システムの変更や、自主的に学ぶ方法には戸惑いながらも「わかりやすい」という感想が大部分を占め、体験生徒の方からも上々の評価を頂いております。

 

特に、小学生は、映像をきちんと座ってみてくれるのか?という疑問もありましたが、実際に@willを使用している塾へ見学をさせて頂くことで、その不安も氷解し、その塾を手本にしつつ、アドバンスらしいAHBに育てていき、生徒たちの自主性や、成績向上に向けて努力していきたいと考えています。

 

こういった自主性をもった学び方を小中高の時代に完成できていると、より自由度の高い大学に入学した際に、自分で考え進めることが大きな武器になっていくと思います。

 

また、そのあと、社会に出た際にも、受け身のままでは、仕事は回っていかず、どんどん新しいことを生み出していくことが求められ、また、現在の子どもたちが大人になるころには、さらに国際化が進み、異文化の方との交流が進む社会では、大きな力になると考えています。

 

塾といえば、成績を上げる、勉強を教えることが第一義的な目的ではありますが、それだけにとどまらず、将来に至っても役に立つ力を身につけてもらえる場として、アドバンスは存在したいと考えています。

 

今後とも、アドバンス並びに講師一同、懸命に努力していきますので、宜しくお願い致します。