教務便り
ご無沙汰しております。安田です。2月末から3者面談がございまして、たくさんの保護者の方や、生徒の皆さんとお話させて頂きました。お忙しいところ、ご足労いただきまして、本当にありがとうございました。
こうして保護者の方を交えて面談をさせて頂くと、ご家庭での保護者の方と生徒の関係性なども垣間見れたり、また、前回の面談時よりも自身の意見をはっきりと言えるようになっていたり、そんな風に考えていたんだと思う場面があったりと、子どもの成長の速さに驚かされるとともに、嬉しく感じました。
面談に臨む際には、アドバンスで頑張っていることをたくさん言ってあげたい。と思い、お話することを考えています。時には、厳しいお話をしないといけないことも、もちろんございますが、そんな場合でも、できるだけ前向きなお話となるように心がけています。
いろいろとお話をさせて頂くことがございますが、やはり生徒や保護者の方の笑顔を拝見することができると、嬉しくなります。
至らない点はあると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
そんな面談も終了し、現在、今年度から新しく始まるGo!Ahead!というプレ平常授業を全生徒必須で実施しています。
学校の先取りはもちろん、周りの同級生との差もつけていきたいと考えております。この授業は、プレ平常授業ということで、追加料金なしで授業頂けるようにしておりますので、この機会にどんどん先取りを行えればと考えています。
さて、今回の公立高校入試問題ですが、今までと比べ、またまた変化が見られました。
国語では、語彙力問題がなくなり、新大学共通テストのような記述問題へと変化をしておりました。
また、英語でも語順整序の問題がなくなり、図表問題に。
そして前回の入試で、非常に難しかった理科の問題は、会話形式での問題文が出てきて、一見簡単そうには見えるものの、難易度はそう変わらないものになっていたように思います。
大学入試が変わることで、その大学入試に対応できるだけの学力を持った生徒を集めたいという学校側の思惑なのでしょうか、思考力を問う問題は、今後も増えていくものと思われます。
そんな学習環境の変化に、塾としてどう取り組んでいくのかが、重要になってまいります。
やはり、1つは主体性教育が、大きなものになるのではないかと思います。思考力は、一朝一夕には身につきません。ましては、教えられる受け身の姿勢では、当然のことながら、そこに思考を介在していませんので、対応力がつきません。
しかし、主体性といっても何が必要なのかといいますと、まずは自分がどうなりたいのかという「目標設定」そして、それに対してどう取り組んでいくのかという「計画性」です。
この4月以降、今まで以上に面談を強化し、生徒へ目標設定を行い、さらには、それを実行に移していくことを綿密に打ち合わせながら、進めていきたいと考えております。
高校生でアプリを導入し、上手に運用してもらうことで、自身の学習状況管理を行い、計画性を身に付けてもらいたいと思います。
大学入試は、今年度も非常に難しいものになると予想されます。これは、上位の大規模大学だけにとどまらず、その受け皿になる大学へと広がっております。
ある大学では、一昨年と昨年の合格最低点が100点変わったところや、倍率が10倍前後だったものから、30倍を超える倍率へと一気に合格者数を絞ったところもありました。
このような時代にあり、受験期になってから本格的な勉強に入るのでは遅いのではないかと考え、今年度からは土曜補習を中1~高3の全学年に広げ、対応させていきたいと考えております。
また、生徒との距離をより詰められるように、従来と座席の配置を変更し、生徒の学習管理も綿密に対応できるようにしていきたいと考えています。
アドバンスは、他塾と比べ、勉強をしてもらう塾であることには間違いありません。しかし、闇雲に多くすればいいと考えているわけではもちろんありません。
すべき時に、適切な量をしっかりと行うことが大切だと考えており、まずは時間の確保を行い、その質の向上を図ることで、生徒たちの成績向上へと導いていきたいと考えております。
そのためには「自分で考えてもらう」という大前提は崩すことなく、そのサポートを行いながら、生徒自身が考える将来へ導いていきたいと考えております。
AHBの授業を導入し2年目の今年、この優れたツールである映像授業をより生徒たちの成績向上や目標達成につなげられるよう、生徒たちと向き合い、また保護者の方とも、お話をさせて頂きながら、よりよい塾になるよう頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
生徒の皆さんも、アドバンスでの授業や、全国模試、アプリなどを活用しながら、自身の目標や夢に向けて、日々積み重ねていけるように頑張っていきましょう!
新たな1年の始まり、良いスタートを切っていきましょう。