2020年05月30日

教務便り


お世話になっております。副塾長の安田です。

 

久しぶりの教務便りとあって、何を書かせて頂けばよいかと思いながら、徒然と書いております。

 

3月より休校となり、当初こそ、通塾との併用を行っておりましたが、緊急事態宣言が発令され、全授業オンラインとなりました。

 

本当に上手くいくのだろうか、きちんと繋げてくれるのだろうかという不安はありました。

 

初回に、URL違いで繋がらないなどの対応が何件かあったくらいで、それ以降はまさに順調そのものでした。

 

それどころか、視聴時には「画面をオフ」「音声をミュート」にするというルールが生徒たちの中で自然に生まれるなど、適応能力の高さに驚かされました。

 

弊塾では、2年前より映像教材を使用しておりましたので、オンラインへの移行はわりとスムーズに行うことができましたが、以前のプリントを使用した対面授業だったら・・・と、少し肝を冷やす思いも致しました。

 

4月からは、個別フォローの時間として、最大25分間の時間を設け、1人ずつ個別対応の時間を作りました。普段、自宅でいる分、ストレス発散の場であったり、学習相談、進路相談の機会として活用させて頂いております。

 

また、宿題確認も行っておりますので、学習のペース作りなどにも寄与できているのではないかと考えております。

 

HPやFBなどにも掲載させて頂いておりますが、この休みの期間中、生徒たちは本当によく頑張ってくれていました。

 

学校がなく、外出もできないとなれば、ゲームや読書、ゴロゴロなどと時間を無為に過ごしてしまいがちですが、しっかりと勉強時間を作り、特に高3生は、週に70時間を超える学習時間をもってくれていました。

 

それも、1週間たまたまではなく、毎週ずっとです。

 

なぜそんなことがわかるかと言いますと、Studyplusというアプリを高校生には使えるからです。

 

そこに学習時間・学習内容を入力することで学んだ履歴が残るようになっております。

 

また、映像教材のベリタスを使用している場合は、自動的に反映されたり、このアプリのタイマーを用いると自動的に学習時間が反映される仕組みとなっているおります。

 

そのため、生徒たちの頑張りが手に取るようにわかるとともに、生徒への声掛けや、コメントもできますので、ここでも双方向でのやりとりができます。

 

こんなに頑張っている高3生ですが、話を聞くとやはり焦りが非常にあるようで、学校の課題が多く思ったような勉強ができていなかったり、9月入学のニュースを聞いたりして、9月入学になればいいなと思い、どうなるのかと心配している生徒たちもいました。

 

そんな声に応えながら、現在できることを着実に、最大限行っていきたいと考えております。

 

さて、現在、オンライン授業を行っておりますが、今回同封させて頂きました通り、少しずつ緩和をしていきたいと考えております。

 

ただ、学校側もすぐに通常通りとはいかないと思いますし、第2波のことも意識下に入れながら、上手に付き合っていかなくてはいけないという認識でおります。

 

「生徒の健康が第一」「学びを止めない」という意識のもと、この3か月やって参りましたが、それは今後も継続しながら、進めてまいりたいと思います。

 

ご家庭におかれましては、急なことで非常にご不便やご迷惑をおかけたかと存じます。また、その中でもご支援、ご協力を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。

 

また、6月2日(火)よりは、体験授業の受付を再開させて頂きますので、学校も再開されつつある中、通塾をお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ体験授業を受講頂ければと存じます。

 

すでに、現在も数名の方からお問い合わせを頂き、体験授業を決められた方もいらっしゃいます。

 

特に通いホーダイでの通塾をご希望の場合は、各学年10名限定となっておりますので、お早めにお越しいただけると幸いです。

 

コロナで、新年度は波乱の幕開けとなりましたが、これからも生徒たちとともに、頑張って参りたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

コロナの影響もあり、上甲子園校を統合することとなり、旧上甲子園校の生徒の皆さんには、通塾の行き帰りなどご不便をおかけして恐縮ですが、 全力でサポートさせて頂きたいと思います。

 

早く通常通塾となり、リニューアルした学習環境で、生徒たちと一緒に学べることを楽しみにしております。

 

今後ともよろしくお願い致します。