2020年07月23日

教務便り


お世話になっております。安田です。

 

教務便りを書いている現在、サマプロの座席や、受験生のテスト作成をしております。

 

高3生には事前にテスト範囲をお渡ししておりますので、現在、しっかりと勉強に励んでくれていると思います。笑

このテストは、単なる小テストではなく、受験への得点力に直結するテストとなっております。

 

例年、このテストで好成績を取り続けている生徒は、しっかりと第一志望に合格してきてくれており、 それだけ内容も濃いものとなっております。50分間のテスト時間ですが、しっかりと知識が入っていないと到底時間は足りないと思われる分量ですので、しっかりと頭に知識を叩き込んで臨んでもらいたいと思います。

 

昨年度の高3生は理系ばかりでしたので、高校国語や社会がメインの私は、出番がなかったのですが、今年は全員が文系志望ということで、一層、張り切って準備を進めております。

 

今年は予想外の新型コロナウイルスの影響もあり、上甲子園校を統合し、ご不便、ご迷惑をお掛けいたしました。しかし、従来であれば、分断されていた塾長の英語授業と、私の国語の授業を1拠点で一挙に開講することができますので、最大限活かしていきたいと思います。特訓後期タームには、高3生対象の現代文、古文の授業を開講いたしますので、そこで、読解の仕方などしっかりと伝えることができればと考えております。

 

また、中3受験生の特訓タームは習熟度別にそれぞれ特訓授業を開講します。特に難関校志望者対象には「思考力・表現力問題対策」を英数ともに開講します。

英語は、昨今難しくなってきているリスニング問題や長文問題に挑戦し、読解慣れをしてまいります。

また、数学は例年難しい公立高校入試の数学に対応できるよう、「数と式」「関数」「図形」「データの活用」の4分野での思考力を問う問題を取り扱います。

 

私もこれらの英数を担当致しますので、現在テキストを持ち帰り予習に励んでおります。

数学は、なかなか頭を悩ませてくれる難しい問題ばかりが詰まっておりますので、生徒の皆さんと一緒に考えることを楽しみながら進めていきたいと考えております。

 

さて、サマプロを迎えるにあたって、皆さんに、是非心がけてもらいたいことがあります。

 

それは「自分で考えることを止めない」ということです

「何をすればいいか、わからない」という悩みを持つ生徒が、出てくることがあります。

 

本当にそうでしょうか。

 

自分の弱点見つめていますか?

 

今までテストや模試など受けてきて、自分に何が足りないか、考えてきましたか?

 

と思うのです。

 

「●●までにこれを終わらせれば合格できる」なんて魔法の勉強法はありません。1つ言えるのは、自分の弱点を1つでも多くなくすことが、合格に繋がるということです。

 

そんな生徒たちには、自己分析をさせていきます。

 

自分が苦手と感じているところ、しないといけないと思っているところ、時間的な問題、気持ちの面。考えることをせずに、丸投げをしてくる生徒には、逆説的ですが、しっかりと考えてもらいます。

それは、こういった勉強を通じて、問題解決のための力も身につけてもらいたいと考えているからです。

深く考えることは、社会に出た際にきっと役に立つと思います。

また、考えることだけではなく、それによって解決に導けたという経験は、より大きな力となると考えております。

 

どうか、安田先生は教えてくれないと思わないで頂きたいです。笑

 

それにつながるヒントや、提案はします。しかし、それを実行するのも、成し遂げるのも、私ではなく、生徒である自分自身であるのは間違いないのです。

 

アドバンスでは、自ら考え行動することで、成績を上げられる生徒を育てたいと考え、今の授業形式を採用しております。成績が取れている生徒の授業前の様子を見ていると、カリキュラムを数え、自身で計画を練っている姿が見られます。普段のそういった積み重ねが、受験という大きな壁にも打ち克つ力をはぐくむと考えています。

 

このサマプロでは、能動的な学びができるように、しっかりとサポートして参りますので、一緒に頑張っていきましょう。