2020年09月25日

教務便り


お世話になっております。安田です。

 

早いもので、前回の教務便りは、サマプロ直前期でしたが、怒涛の1か月が過ぎ、ようやくアドバンスも通常通りの授業を再開することとなりました。

 

もちろん、コロナ感染対策は万全に行いながら、また、その動向を注視しながらではございますので、状況に応じて、しっかりと対応させて頂きたいと思います。

 

■サマプロ総括

 

今年のサマプロは、イレギュラーな時間帯となりましたが、さしたる混乱もなく、生徒たちも頑張って通塾してくれていました。

 

サマプロでは、インテンシブの高校現代文・古文を担当したり、中学生の社会を臨時で実施したり、過去数年間では、なかなかできなかったことを今年はすることができたことも、大きな収穫でした。

 

高3生の生徒たちも、なんとなくできていると思っていたことが、できていない部分があるということが理解できたという言葉や、周りより知識が少ないという現実を知ったという言葉など、生徒それぞれが成長するきっかけをつかんでくれたように思います。

 

中学生・小学生は、例年の半分以下の夏休みということで、お盆明けすぐに2学期が始まるという異例の事態。

 

そんな中でも、体操服のまま、部活の前の50分だけ通塾して、部活終わってから、また通塾など、通いホーダイを有効活用してくれた生徒もいました。

 

また、中1生・中2生、高1生も通いホーダイで、2学期の先取りをしたり、平常授業で受講していない科目の授業を受けるなど、+αの学びをしてくれていたと思います。

 

学んだことが、すぐに実力につながってくれると、本当に嬉しいのですが、やはり、それは人それぞれ異なります。

 

しかし、その学びをコツコツと続けていくこと、そして学んだことを忘れない努力を続けることで、必ず実を結びます。

 

アドバンスに今まで在籍してくれていた生徒の皆さんは、そうやって学力を伸ばし、志望校合格を果たしてくれました。

 

今年の皆さんもきっと、そうなれる、そうなると信じて、これからも指導して参りたいと思います。

 

さて、二学期も始まり、中学生・高校生ともに、志望校について真剣に考えだす頃なのではないでしょうか。

 

特に高3生は、公募推薦入試が目前に迫り、緊張感も増してきている頃だと思います。

 

そうなると、どうしても近視眼的になり、「早く大学に合格したい」「早く楽になりたい」そんな気持ちがわき上がってくる生徒が、毎年のようにいます。

 

当初、目標として、高めに設定していたところから、より安全な大学にシフトしたり、入試方式も学力ではなく、別の力を見てもらえる総合型選抜や、学校推薦型選抜のような形式を考えだしたりと…。

 

もちろん、考えることは悪いことではなく、色々調べることは大切です。しかし、付け焼刃の力で合格できるほど、大学入試は甘くはないです。

 

例えば、小論文1つとってみても、もともとその方式でと考えていた生徒は、しっかりと小論文対策を行っています。

 

また、部活や課外活動の実績もしっかりと積み上げてきている生徒たちもいます。

 

フラフラとしがちな気持ちは十分に理解できますが、一度目標として決めたのであれば、そこから目線をそらさず、頑張ることが大切なのではないかと思います。

 

しっかりと学力をつけていれば、大学入学後も、その学力は活かされます。

 

そして、そのフラついている期間は、あとから戻ってくるわけではありません。今すべきことは、目標に向けて、一生懸命努力し、立ち向かい、できないところを1つでも多く潰していくことだと考えています。

 

周りが指定校推薦(現学校推薦型選抜)や、AO入試(現総合型選抜)で、合格していくのを見ると焦りも出てくると思いますが、今一度腰を落ち着けて、自分が第一志望校に合格するためには、何をすればよいのかを考えてもらいたいと思います。

 

少し説教臭くなりましたが、この時期を乗り越え、今すべきことを着実にこなしてくことが大切だと考えております。

 

辛い時はいつでも話を聞くので、一緒に頑張っていきましょう。