2020年12月16日

教務便り


ご無沙汰しております。安田です。12月に入り、寒さが増しており、体調を崩しやすい日々となりますので、より一層の寒さ対策と風邪予防を行っていきたいと思います。

 

今年は、新型コロナウイルスの流行により、大きくいろいろなことが動いた年でした。

 

学校の一斉休校、現在も続く大学のオンライン授業。また、リモートワークや、Zoomなどを用いたオンライン商談や会議など、従来にもありはしたものの、メインではなかったツールが表立ってきたように感じております。

 

それは、塾業界でも同じで、オンライン授業や、自習室、または面談など、大きな変革を余儀なくされました。

 

アドバンスでも、オンライン面談やオンライン授業配信、パーティションの設置など、対応に追われたことを覚えています。

 

わずか、10か月程度のことではありますが、本当にこの1年内に起こったことなのかと思うくらい、激動の期間を過ごしてきた気がします。

 

本来数年かけて進んでいたことが、一気にいろんなことが進む中で、変えてはいけない部分も明確になったように感じています。

 

それは、人と人との心のこもったつながりやコミュニケーションであると感じています。

 

いくら時代に合わせて形を整えたところで、そこに心がなければ価値がないのではないかと考えています。

 

アドバンスは、今までの19年間よく言っていただけた言葉があります。それは「アットホームな塾」であるということでした。

 

しかし、コロナの影響で、オンラインやパーティションを隔てての授業、また感染症対策として、接近しての会話をしづらい状況にあり、そのあたりが少し置き去りになってはいないかと、自問自答しております。

 

授業を通じて思うことは、やはり生徒たちが「あっ!」という声をあげ、わからなかったことが理解につながったり、成績が取れたと笑顔で報告してくれたりすることは、大きな喜びであり、この仕事をしていてよかったと思える瞬間でもあります。

 

そんな小さな喜びを積み上げながら、コロナで大変な中でも頑張ってくれている生徒たちに向き合い、アドバンスという塾を作り上げていきたいと考えています。

 

さて、話は変わって、つい先日から、中3生の皆さんにも、高校生で実施している「Studyplus」を紹介し、入力をしてもらっています。

 

その中で聞こえてきた言葉。

 

「学習記録をつけるとやる気がでる」

 

「つけないといけないと思うと、勉強やろうっていう気持ちになる」

 

この言葉は非常に嬉しく思いました。記録ツールの目的は、まさにそこにあると考えているからです。

 

学習した履歴が見られることや、何時間勉強したかなどは、単なる結果であって、それがどう生徒に影響を及ぼすことができるのか。

 

それが一番重要なことであると考えています。

 

勉強したことが視覚化されることで、自身の積み上げたことの成果が見えたり、その記録することがモチベーションを呼び起こしたりすることができている現状が嬉しく思います。

 

また、中3・高3受験生は、ほぼ毎日のように通塾し、勉強し続けてくれています。

 

今年はコロナで休校もあり、始まってからの学校進度も非常に早く、受験生にとってはとてもつらい一年であったと思っております。でも、それにも負けず、一生懸命努力し、向き合っている姿は感動すら覚えます。

 

今年も公募推薦入試や指定校推薦入試で、合格を勝ち取ってくれています。

 

12月19日から始まるウイプロでは、受験生は最後の追い込みを図ることになります。

 

入試前夜まで、私たちにできることは精一杯やりつくしたと言えるくらいのサポートをしていきたいと考えています。

 

また、受験生外の学年も、詰め込み授業が多く、大変だったと思います。その気持ちにも寄り添いながら、また学校進度に追われることのないよう、このウイプロでは、先取りをどんどん進めていきたいと思います。

 

とりとめのない文章になってしまいましたが、現在次年度の計画の詰めを行っており、アドバンスが生徒の皆さんや、保護者の皆さんにとって、よりよい塾になれるよう頑張っていきたいと思います。

 

今後とも、よろしくお願いいたします。