2021年07月01日

教務便り


ご無沙汰しております。安田です。

 

毎月、面談おじさんのごとく、面談を続けております。笑その際に気をつけようと思っていることが「傾聴」するということ。生徒に問いかけ、しっかりと話を聞くことを意識しています。ついつい、それならこうした方がいいんじゃなない?と、その解決策を伝えたくなるのですが、それをぐっと我慢して、学校の様子、普段の勉強の様子、アドバンスでの様子などを聞いております。

 

まだまだ至らないことが多いので、もっとこうすればよかったなと反省をしながら、繰り返して行っていっております。

問いかけに対しても、すぐにいろいろと話してくれる生徒もいれば、なかなか思いを口にできないタイプの生徒もいます。

私自身、子どもの時は、人見知りも激しかったため、なかなかパッと思いを伝えることが難しかったので、その気持ちはわかるよと思いながら、言葉にしてくれるのを待っています。その想いを大切にしながら、また、そこに至る道筋を一緒に考えていければいいなと思っております。

 

さて、早いもので、アドバンスタイムズも、197号となりました。

200号まで残すところ、あと3回、当初は1枚ものくらいの教育通信といったものでしたが、いつのころからか、このような冊子形態となりました。

アドバンスもそれにつれて進化をしております。2002年に誕生した際は、家庭教師の派遣センターでしたので、場所こそ今と同じところではありますが、今の3分の1ほどのスペースでした。

 

また、6畳に満たないほどのスペースを教室に仕立て、スチール製のドアに、マグネットのホワイトボードを貼り付けての授業でした。 なんと、生徒は振り返らないとノートがとれないという(笑)※下記写真笑

 

 

これがドアにマグネットを貼り付けて、後ろを振り返らないとノートが取れないという伝説の1期生の入試直前です笑当時は家庭教師センターでしたので、全員家庭教師の生徒です。西は姫路、東は堺から来てくれていた生徒たちです。

今年は20期生、電子ホワイトボードを活用しています。時代とともに設備も大きく変わっております笑

 

中3生を基準に○期生と呼んでおりますが、1期生が志望校に合格した時は、本当にうれしかったことを覚えております。それと同時に、自分たちの指導がきちんと形となった喜びや自信にもつながった瞬間でした。

 

今のアドバンスの広さになるのは、3年目から。当初は、少人数制指導をメインに行っていたため、全体をパーティションで区切っていました。そこから、個別指導へと徐々にシフトを移し、10年目には、大部分のパーティションを取り外し、現在の形にかなり近づきました。

現在、当時の面影を残すものは、通用口入ってすぐの壁や、講師控室にあるパーティションと、塾長室の一角だけとなっています。

時々、大学生や、社会人となった卒塾生が遊びに来てくれることが ございますが、その時には、毎回、えーっ!なにこれ!?と驚くくらいの変貌を遂げているようです。笑

 

そんなアドバンスも今年で、20期生を迎えることとなりました。

がむしゃらに走り抜けてきて、また昨年はコロナもあり、異例の事態の中、指導を行っていくという状況ではございました。

また、時代とともに生み出されていく、良いものはしっかりと取り入れながらも、従来から持っている、生徒との密なコミュニケーションや、アットホームさなどは変えることなく継続していきたいと考えています。

 

自分自身が、進学した高校で大きくつまずき、とんでもない成績をとっていた時代があったこと(時々、生徒たちには話していますが)、そこから立ち直り、高3時では学年1位にまで復活できた経験などを通じて、勉強は努力を決して裏切らないと信じております。

 

生徒の皆さんには、勉強の中身はもちろんですが、その努力の仕方や、裏切らないから信じて頑張るという気持ちの面もしっかりと伝えていくことができればと考えております。

 

いよいよ、7月からはサマープログラムが始まります。

 

特に受験生は、12:40~21:50までの長時間の授業となります。今まで経験したことのない長丁場での授業となると思いますが、本当にしんどいのは初日だけです。

初日を超えれば、あとは慣れていくことができます。

努力をしたら、その分、結果にしっかりとつながって参ります。

 

受験生だけでなく、全生徒のみなさんに、この夏休みに努力したことが、夏休み明け、花開くように一緒に頑張っていきたいと考えています。

受験生は少し長い夏休みになると思いますが、人生に1度か2度あるかないかの長時間の勉強と思い、楽しんで乗り越えていきましょう!

 

もう一つ、3年目に教室を拡張した際の写真です。真ん中の段差は、現在も残っており、現在の塾長室辺りから、奥の部屋を見渡した写真です。左側がA教室、C教室、右側がB教室で、奥の扉を開けた所が、マンツーマンブースでした。パーティションですべて区切られていると狭く感じますね・・・。

 

 

以前は、こんな雑多な感じの事務所スペースでした。ちょうど、奥の事務机のある位置が、下記の写真の通り、現在のミーティングスペースや塾長室となっています。レイアウト次第で、変われば変わるものですね(笑)