2022年02月24日

教務便り


ご無沙汰しております。安田です。

 

1月~3月の期間は、中学受験に始まり、入試&合格発表ラッシュとなり、胃の痛い日々となります。 自分の受験であれば、自身の手ごたえから安心できるところもあるのですが、変わってあげることはできないだけに、より気にかかるところです。

 

また、最近の大学入試では、困ったことに(笑)学校の掲示板や、学校のホームページでの発表ではなく、「UCARO」というポータルサイトを使い、生徒個人で発表を見れる形式を採用しているところが多くあります。

 

そのため、生徒からの連絡がこない限りは、合格したかどうかがわからないというシステムですので、合格発表のある日は、朝からドキドキしっぱなしです。(笑)

 

今年も、朝11時や、10時、13時の発表に合わせて、スマホをもってスタンバイして、何度もスタプラをリロードして合格の速報を待っていました。

 

無事、多くの大学、高校、中学での合格を頂くことができました。本当におめでとうございます。本人はもちろんのこと、ご家庭でもご協力を賜り、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

 

ありがとうございました。

 

今年の中学受験生は、私が個別サポートで担当しておりましたが、面接の練習をご家庭で繰り返しして頂いたり、私がピックアップした算数や理科の問題のファイルを作成され、何度も繰り返して行って頂いたりと、そのご協力の手厚さにいつも感謝しておりました。

 

また、高校入試は、まだ複数志願選抜が待ち受けていますが、私立高校入試直前や、推薦入試直前はやはり緊張感が走っていました。3月の複数志願選抜まで全力でサポートしていきたいと思います。

 

そして、大学入試ですが、公募推薦入試で、第一志望校合格を果たしてくれた生徒、一般入試で第一志望校に合格してくれた生徒がいました。

 

中学受験も、高校内容まで踏み込んだ問題が出されますが、それ以上に深く学ぶ必要があるのが、大学受験です。

 

基本的な事項を頭に入れただけでは、関関同立には届きません。それをいかに活用し、使いこなせることができるかが重要となってまいります。

 

そして、それを行うためには「時間の確保」が何よりも大切です。多くの時間を費やし、かつ効率よく勉強していくことが、重要となります。

 

今年の大学受験生を見ていますと、それに気付けた時期から、目覚ましく勉強の仕方が変わっていったと思います。

 

公募推薦入試で合格した生徒も、学校が終わると制服のまま直接通塾して、そこから過去問や、Oneトレで苦手単元を繰り返し解き進めていました。また、自作のノートにラーニング(解説プリント)を貼り付けて、オリジナルの参考書を作ったりもしていました。

 

また、一般入試で関西学院に合格した生徒は、過去問を繰り返し解き進めたり、1日14時間もの勉強を行い、苦手な科目に時間を割いてくれていました。

 

もちろん、勉強は時間だけがすべてではありません。その中身をいかに充実させるかが問題ではありますが、今年の大学受験生につきましては、安心してみていることができました。

 

次年度の新高3生にも、一人一人先日、塾長と1時間の個人面談を行い、学習計画を綿密に立てました。

 

現在、学年末テストの最中ではありますが、テスト勉強も行いつつ、その計画をコツコツとこなしていってくれています。

 

現段階では、基礎学力をしっかりとつけるための勉強ではありますが、この学習をおろそかにしない生徒ほど、夏以降に大きく伸びております。

 

今は、多くのことをインプットする時期ですので、少し大変かもしれませんが、是非、この努力を続けていってもらいたいと思います。

 

先日の中学生ガイダンスでもお話しましたが、生徒の皆さんには「努力する人」になってもらいたいと思っております。

 

勉強は努力した分、結果にも如実に表れてきます。

 

それを、手を抜いたり、中には勉強したふりをしてしまう生徒もいますが、そういった場合は必ずどこかでつまずいてしまいます。

 

また、努力できることは、社会に出た際にも必要な能力であると思いますので、是非、学生の間にテスト勉強や、入試勉強を通じて、自分の努力の仕方や、その成功体験を積み重ねてもらいたいなと考えています。

 

今年度ももう少しで終了ではありますが、3月22日からは次年度が始まりますので、気持ちも新たに指導してまいりたいと思います。

 

次年度もよろしくお願いいたします。