2022年06月02日

教務便り


ご無沙汰しております。安田です。

 

毎回早いものでと書いているように思いますが、早いもので、5月も終わり、6月となりました。

 

今年は、アドバンスに通塾する全中学の1学期中間テストがなくなり、期末テストだけとなりました。6月からは定期テスト対策に追われる日々となります。(笑)

 

最近意識的にしていることがあります。それは「前向きな言葉に変換する」ということです。

 

教えるという仕事をしていると、「なんで、こんなところで間違えるの?」ということが、やはりあります。

また「頑張らなかったら、こうなるよ」というのも、ついつい言いがちな言葉ではあります。

 

もし、そう言った時の反応はどうでしょうか。もちろん危機感を煽るという意味では有効な時もあります。「そうか、そんなにヤバいのか」と認識してくれることもあります。

 

しかし、大体は「そんなこと、言われなくてもわかっている」という反応が多いのではないでしょうか。

 

そこで厳しい言葉を言いたくなるのを、一旦我慢して、よりやる気になる言葉はないかと変換するように意識しています。

 

今回の場合だと「頑張れば、もっとこうなるよ」とか「本気を出せば、ここはこれくらい点数が伸びたと思うよね」などという風に、未来志向の考え方で話すようにしています。

 

「しなかったら、こうなる。」も未来のことを言っていますが、後ろ向きな言葉になってしまうので、そんな後ろ向きな未来は、生徒はもちろん、言った私も、当然望んでいるものではありません。

 

それなら、お互い嬉しくない言葉を使うのを辞めようと考えて、今意識的に努めています。

 

やはり、前向きな言葉を伝えると、生徒たちは嬉しそうな表情を浮かべてくれますし、そんな表情を見ると、私も嬉しくなります。

 

できている部分を見るというだけでなく、できていないところも、プラスの言葉で置き換えて伝えていきたいと思っています。

 

さて、教務便りを書いている今は、サマープログラムの最終の詰めを行っており、在籍して頂いている生徒の皆さんの顔や、学習状況を思い浮かべながら、カリキュラムを作成しています。

 

サマプロ・ウイプロのベーシックプランはコミコミとなっていますので、ある程度のスケジュールは固定されてはいますが、その中身や、特訓講座などで、より良い学習をして頂けるようにと考えています。

 

また、今回のサマプロから、新たな部門を立ち上げようとしています。

 

それがtanQkidsという新部門で行うプログラミング教室「プログラキッズ」です。

 

プログラミングと聞くと、難しそう…こどものうちから必要?というイメージではないでしょうか。

 

私自身も少し猜疑心がありました。しかし、よくよく調べていくうちに、プログラミングというものが、単にゲームやシステムを組み上げるためのものではなく、「考え方」を学ぶには最適なのだと気付きました。

 

それはプログラミング的思考と呼ばれますが「問題が発生した時に、どう対処すればよいのか、試行錯誤しながら進めていく」考える力を養うというものです。

 

そして、もちろんプログラミングも組んでいきますので、プログラミングのスキルも身につけることができ、一石二鳥となります。

 

これからの社会、私たちが社会人となって、ワードやエクセルを活用して仕事をするのと同じように、プログラミングを触れることが一般的なスキルになっている可能性は十分にあると思います。

 

また、こういった力は大人になってからより、ずっと吸収力の高い子どものうちに習得している方が圧倒的に有利だと感じております。

 

将来そういった方面に進みたいかどうかは別として、知識として、スキルとしてもっておくと有利に働くことは間違いないと言えます。

 

一概にプログラミングといってもたくさんのプログラミングがあり、一般的に多いのが「ロボットプログラミング」なのですが、アドバンスでは、マインクラフトを用いて、楽しみながら学べるプログラミング教材を使用して進めて参ります。詳細は、別のページに記載しておりますので、私からはこのくらいにしておきます。

 

また、プログラキッズ、さんこくキッズとも体験会も開催いたします。小学生~中学・高校生まで対象としておりますので、ご兄弟姉妹の方でご興味のある方は、是非、一度体験して頂ければと思います。

 

プログラキッズは塾生先行体験会(6/27)も実施いたします。