2012年04月18日

新中3生対象第1回「入試説明会」のご報告


去る4月7日の土曜日、新中3生である11期生の第1回土曜補習がスタートして、恒例の第1回入試説明会を実施しました。
 新学期早々に説明会を実施するのは、アドバンス恒例なのですが、やはり、他の同級生よりも早く、受験の意識を持ってもらいたい、高校入試というのは、定期テストと違い、本当に大変な試験であるといったことを知ってもらいたいという思いから、この時期に実施しております。
 また保護者の方々におかれましても、毎年変わる入試制度、志願者動向により、合否が大きく分れる複数志願選抜制度などのご説明をさせていただき、毎年動向が変わり、過去のデータ、経験などをあまり頼りにしないで頂きたいといった趣旨をお話させて頂きました。
 特に、複数志願選抜制度は、慎重に第一志望、第二志望、その他校の選択の有無を決定しないと、思いもよらないことが起きてしまいますというお話もさせて頂きました。
 今年は、弊塾の生徒も、8割強の生徒が第1志望合格で、残念ながら2割弱の生徒が第2志望合格となりました。第2志望に回ってしまったことは残念ですが、生徒の友達の話などを聞いていると、
 「市西を受けて、東にも止まらず、甲山高校になった」
 「東を受けて、鳴尾も止まらず、不合格。結局私立進学」
 などといったケースが今年は非常に多かったようです。
 これは、市立西宮、西宮東がともに100人弱の定員超えでの受験となり、毎年多い鳴尾と合わせ、上位校から下にどんどん回っていった結果でした。
 特に鳴尾高校の合格最低ラインが非常に上がり、例年であれば合格できていた得点でも、今年は厳しく、他に回ったり、不合格になってしまっている生徒が多かったように思います。
 今年は、「チャレンジ受験」の年でしたので、来年は、隔年現象であれば、若干落ち着くかもしれませんが、こればかりは、何とも言えません。
 西宮学区では、長らく続いた「総合選抜制度」の名残で、「公立には落ちない」という印象が強かったのですが、複数志願選抜に移行して、完全にそれはなくなりました。
 是非、中3生の皆さんは、1回1回の定期テストをしっかりと大切にして、今までとは比べられないような学習の量と質を高めていくことが大切です。それでなくとも、教科書内容が大幅に増え、今まで通りの学習だと確実に成績はダウンします。
 中3生の成績がダウンするということは、内申が下がり、内申が下がるということは、志望校のランクを下げなければならないということになります。
 毎日毎日の積み重ねが大切です。部活があるからという言い訳は通用しませんので、是非、毎日毎日の継続で、志望校に合格しよう!