2021年03月11日

補欠合格者が増加


大学の定員厳格化が2016年より始まり、私立大学入試が非常に厳しくなっています。


目次

  1. 厳しくなった私立大学入試
  2. 補欠合格の増加
  3. 合格に向けて

厳しくなった私立大学入試

従来は、他大学へ進学することを見越して、定員よりも多く合格者を出していましたが、

大規模大学の場合、定員の110%を超えると、補助金がカットされてしまうこともあり、

定員ギリギリにしか合格者を出さないという方針になりました。

 

そのため、ここ数年間は、今までなら合格していただろうという成績の生徒が不合格の憂き目を見たり、

合格最低点が、前年より100点上がったり、一般入試(前期入試)の倍率が30倍を超えたりなど、

難関大学のみならず、中堅大学でも非常に厳しい入試となっております。

 

補欠合格の増加

そんな中、以前よりも増えたのが「補欠合格」です。

弊社の高3生でも、共通テスト利用で出していた大学の合格通知が先日届いたり、

1日目は合格で、2日目は補欠合格などという合否結果が出ている大学もあります。

例えば、関西大学では、2/16が合格発表でしたが、その際に一緒に補欠合格候補も発表され、

2/27に追加合格を出すという措置を行っております。

 

法学部では、215名の補欠候補がいて、2/27の発表では、全員が合格となっています。

経済学部では、410名の補欠候補に対し、101名が合格と、学部によって異なりますが、

このようにして、入学者の確保を行っているものと考えられます。

 

合格に向けて

この傾向は、今後も続くを思われますが、もちろん第一には合格最低点をしっかりと突破することが目標です。

長丁場になる大学入試で大切なことは「目標設定」です。

長期的な目標は、合格ですが、それに至るまでの科目ごとの小さな目標設定と、それをしっかりとやり遂げていくことが大切です。

 

そのため、アドバンスでは個別面談を強化し、またStudyplusを活用した学習計画と、進捗管理を徹底することで

合格にまで導いていきたいと思います。