2017年12月06日

2021年1月からの大学入学共通テスト(プレテスト)


2021年1月から現在のセンター試験に代わって行われる予定の大学入学共通テストの検証試験(プレテスト)が行われ、その結果が発表されました。

 

詳細は、大学入試センターのHPに問題なども掲載されています。

 

国語や数学に記述式が導入され、随所に思考力、判断力を問う問題がちりばめられている印象です。これがそのままの問題になるのではなく、このプレテストの結果を踏まえて検証されていくようですが、他の科目を見ても、ページ数が大幅に増加していたり、内容も難化の方向に振れているのがわかります。

 

また、「正しい答えを一つ選べ」ではなく、「正しい答えをすべて選べ」という問題まで登場していて、中々骨のある問題構成になっている気がしました。

 

ただ、これが現在のセンター試験の代用になる際に、自己採点がどうなるのか、記述の解答の揺れ幅が出願時の混乱にならないような対応も必要かなという印象を受けました。

 

知識を習得するのは当然で、それをいかに使いこなしていく学習を行っていくのか、思考力、判断力をいかに養成することができるのか、学校教育はもちろん、われわれ私教育についても問われている大きな課題だと痛感します。

 

もっといろいろ研究して、時代に即して、我々も変わっていかなくてはならないことをより一層感じた次第です。

 

大学入試センターHPより

 

リンクはこちら→大学入学共通テスト(プレテスト)の問題・解答・趣旨など