2019年10月15日

Advance story テキスト選定


ウインタープログラムの裏側をご紹介。今回はテキスト選定についてです。

冬期講習用テキストと一言に言っても、各出版会社が趣向を凝らして、さまざまなテキストを作成されています。

 

例えば、基礎・標準・発展を網羅したパターンの問題集であったり、それぞれが別のテキストとして独立しているもの。
また、解説部分が省略されていて、純粋な問題演習形式になっているもの。
さらには、塾の授業形態に合わせ、集団授業向け、個別指導向けのテキストになっているものなど、多種多様です。
内容だけでなく、単元数も考慮に入れなければいけません。8講座あるテキストもあれば、4講座のテキストもあります。

 

そして、来年には、大学入試改革がある影響もあり、公立高校入試の入試問題も様変わりしております。実は、兵庫県の公立高校入試が、一番この影響を受けた作問であったそうです。

どんな点で影響を受けたかといいますと、例えば、英語の全長文化、国語の記述問題、数理社の思考力を問う問題など、これらの問題に対応できるだけの力を身に付けられる必要があります。

 

そこで、今年のウイプロでのテキスト選定では、

 

徹底復習ジムにて使用するため「復習内容になっているか」
生徒自身で解き進めていく必要があるため「導入解説文があるか」
基礎事項の徹底を目的としているため「問題の難易度がどうか」

 

以上の3点を基準として、テキスト選定を行いました。

 

テキスト選定を行う際は、教材会社から見本を取り寄せ、そして生徒の解いている姿を思い浮かべ、生徒たちの実力を伸ばすために、何が適しているのかを考えています。

 

そして、中3受験生の場合は、上記に加えて、ウイプロの授業内で予想問題も活用していくため、予想問題の内容が、どの程度兵庫県公立高校入試に近いのかという点も視野に入れながら、進めていっております。

このような感じで、テキスト選定も同時並行しながら行い、授業時に生徒の皆さんが使いやすく、身につくテキストを選んでおりますので、授業時は頑張って解いてもらえると嬉しいです。