2022年10月20日

「塾総合保険」と「自転車総合保険」


総合進学塾アドバンスでは、もちろん「塾総合保険」に加入しております。

 

塾総合保険とは、「塾」または「塾生徒」が他人を傷つけてしまったり、他人の財物を損壊してしまい、損害賠償責任が生じてしまった際に保険金が下りるという損害保険になります。

 

身体賠償、財物賠償、そして傷害事故での死亡・後遺障害、入院、通院に対しての補償があります。

 

塾長は損害保険会社で勤務していたため、念には念を入れて十分な補償で加入しておりますので、もちろんそういったことはないのが一番いいのですが、何かあった時でも安心を感じて頂けるものと思います。

 

ただ、もう1つの「自転車保険」については、定期的に生徒の皆さんには自転車マナー、ルールなども含めて1分間スピーチなどで徹底しておりますが、ご家庭でこちらに加入されていないと万が一の時に非常にリスクが大きいためご案内しております。

 

自転車保険は、兵庫県が義務化されており(罰則はなし)ますので、自転車購入時などに加入されている方も多いと思います。

 

ただ、補償が不十分だと十分な保険金が下りませんので、今一度、保険証券をご確認頂き、下記事項をご確認下さい。

 

1. 賠償責任保険が付帯しているかどうか。

 

一般に「個人賠償責任保険」は世帯主の傷害保険や生命保険、自動車保険に特約でついている場合が多いですので、わざわざ別で加入しているケースは稀です。ただ、その保険金額が身体賠償、財物賠償とも十分かどうかをご確認頂く必要があります。賠償責任の保険金額は逸失利益等を考慮して「3億円」が目安です。また世帯主が加入していましたら、同居の親族は全員対象となりますので、お一人お一人加入する必要はございません。

 

 

 2.傷害保険金は十分かどうか

 

自転車に搭乗中のご自身のケガの補償が傷害補償です。これは本人型、夫婦型、家族型などがありそれぞれで付保が必要です。死亡・後遺障害保険金・入院保険金・通院保険金が補償されます。

 

特に1の賠償責任保険の方は、自転車通行中に高齢者の方と衝突し、数億円の賠償判例が出た中学生、高校生の例もございます。万が一、保険に入っていなければ本当に人生が変わってしまいますので、是非証券をご確認頂き、保険会社や損害保険代理店などにご確認お願い致します。

 

一般的には、個人賠償責任保険(特約)と傷害保険を別々に付保されていても大丈夫です。ただ、個人賠償責任保険のみを販売している損害保険会社は少ないと思いますので、他の保険の特約になっている可能性が高いと思います。そういった中で自転車総合保険というのは必要な補償をセットにして割安な保険料で付保することができます。