【中学1・2年生の保護者の方へ】「今」からできる、学習の立て直しと習慣づくりの大切さ
中学1年生の保護者の皆さま。
お子さまが中学生になって3ヶ月が経ちました。新しい環境に戸惑いながらも、少しずつ学校生活に慣れてきた頃ではないでしょうか。
一方で、中学2年生の保護者の皆さま。
お子さまは学校生活にも十分慣れ、部活動でも中心的な存在となりつつある時期ですね。そんな中、少し“中だるみ”のような気配が見え隠れしてくるご家庭もあるのではと思います。
期末テスト目前。中学生がつまずきやすいポイントとは?
間もなく期末テストが始まる中学校も多いかと思います。
中学1年生にとっては、いきなり「副教科」も含まれる本格的な定期テストがやってくることに、戸惑いや不安を感じているお子さまも少なくないはずです。「どう勉強したらいいかわからない」と悩む声もよく耳にします。
中学2年生に関しては、まだ受験まで時間があることもあり、「定期テストで点数は取れた方がいいけれど、本格的に勉強に向き合えていない…」というご家庭もあるかもしれません。
多くの子が「学習習慣がないまま中学へ」
私たちがこれまで多くの中学生と関わる中で感じるのは、「小学生の段階で十分な学習習慣がついていないまま中学に進学する子が多い」ということです。
小学生時代に、好きなことに熱中するのはもちろん大切です。ただ、学習習慣がまったくない状態のまま中学に進むと、いきなり壁にぶつかるケースが少なくありません。
今の定期テストは、「学校ワークを3周すればOK」といったシンプルなものではなく、思考力や処理力を問う問題も増えています。
兵庫県の高校入試制度は「内申点50%」
兵庫県の公立高校入試は、内申点と当日点が50:50の割合。しかも「複数志願選抜制度」によって、合否の予測が難しい仕組みになっています。
だからこそ、中1の今からの積み重ねが非常に重要なのです。
私たちが大切にしている3つの学習方針
- 学校よりも先取りで学ぶ(授業で復習するイメージ)
- その学年の内容はその学年のうちに習得
- 演習量をしっかり確保する
これらをお子さま一人で実行するのは大変です。だからこそ、私たち塾の存在があると考えています。
成績不振は主に3つのパターン
特に英語・数学のような積み重ね教科では、成績不振の原因を以下の3つに分類しています。
- 学校の授業内容が理解できているか
→「わかる」「一部わかる」「わからない」 - 自宅で演習をしているか
→「している」「あまりしていない」「全くしていない」 - 過去のつまずきに本人が気づいているか
→「自覚している」「ぼんやりしている」「どこがわからないか不明」
対策①:授業の理解が不十分な場合
まず「どこからわかっていないか」を分析し、早期に遡行学習を行います。
弊社では「Oneトレ」というプリント学習を活用し、苦手単元の洗い出しから、口頭練習、ノート作成による記憶の定着を支援しています。加えてICT教材も活用し、お子さまのペースに合わせた理解を促進します。
それでも難しい場合は、1対1の個別指導や家庭教師も検討可能ですが、講師との相性が結果を左右する側面もある点には注意が必要です。
対策②:演習不足による成績不振の場合
このケースでは、「わかる」と「できる」の差を埋めるため、徹底して問題演習を行います。
「Oneトレ」での反復練習により、知識の定着と応用力の強化を行い、学習意欲を引き出すことを目指します。
まずは「今、どの段階にいるか」を知ることが大切
保護者の方がご家庭だけでお子さまの状況を把握するのは難しいこともあります。
そんな時こそ、地域の塾などプロの視点をぜひご活用ください。
もし、弊社への通塾が可能なエリアにお住まいの方は、塾長・阪本までお気軽にご相談ください。微力ながらも、全力でサポートさせていただきます。