勉強の仕方につきましてPart2
学校ワークの解き方について、今回はお話させて頂きます。
昔は、学校ワークを繰り返ししていることが、高得点への近道でした。
しかし、今は学校ワークの範囲ではあるものの、そこには掲載されていない長文の出題や、入試問題から抜粋した問題が出されたりと、特に「思考力・判断力」を問う問題で、難しさが上がってきております。
とはいえ、基礎点を取りこぼさないためには、学校ワークをしっかりと理解していることが重要となります。
そのため、学校ワークを優先的にしてもらっているのですが、その際に気に掛かることがありました。
ワークを闇雲に解き始めていませんか?ワークは教科書準拠のテキストのため、○~○ページというように、教科書のページに合わせた問題演習ができるようになっています。
基礎知識が入っている生徒の場合は、どんどん演習をしてもらいたのですが、そうでない生徒の場合、ワークから始めると結局わからず、赤で答えを書き写すだけになるケースも良く見受けられます。
そのため、まずしてもらいたいことがこちら。
①そのページに該当する教科書を時間をかけて読み込む。
②読んで、頭に入れた知識を基に問題を解く。
③わからなかったところを教科書などで調べる。
この①②をせずに、最初から③の教科書で調べながら解いている生徒も多くいます。
それは、答え探しをしているだけなので、答えを写しているのと大差ないので、是非、まずは教科書を読んでもらいたいと思います。
そして、その時にできれば「音読」してみてください。
目で追っているだけだと、文字の上を目が滑っているだけで、頭に入ってないというケースも多くありますが、音読することで、その文字を認識しながら読むことができます。
そうして読んだ知識は定着しやすく、頭の中の整理にも繋がりますので、一度実践して頂けると嬉しいです。